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      ウイスキーめも?           パブめも?        

    石ろまん?        アイルランドほんだな?


   


ウイスキーろまん 第6回

【日本でろまん・その2】

1.Second Round at "The Roundstone"   2.Home Pub(別ページ)   3.たゆとう『ミドルトン1984』

1.Second Round at "The Roundstone"...@"......@"..........@"..@"..@"........@"


またまたNardyさんとかるごは、グラスを共に傾けに天王洲アイルまで。。。。
桜も散り始めたとある金曜日。

スタートは、かるごはギネス、彼女はキルケニー。
スタッフのまきちゃんが「一週間ごくろうさま!」と運んできてくれたので、
「おつかれさま〜Slante!(スロンチャ=Cheers!)」
とグラスを合わせる。
まきちゃん、
「ハイ、今日は持久戦だから。 カーン(ゴングの音)!」
あらららら?

そういえば、Nardyさんはわたしとしゃべると、つられていつもの1.5倍の速度でしゃべることになるのだとか。
たしかにかるごは早口―― なるべく気をつけて普通速度に落とそうとしてはいるのだけど、 気づくといつも通りの早口に。
それは、話したいことを忘れないうちに、と思うからでもある 。
「会社では、落ち着いたしゃべり方をする、って言われているのに」
――と言われても、ねえ? え? やっぱかるごのせい?

とまあ、そんなことも話して、次に頼んだのはRed Breast12年。
ちょいとひねくれたウイスキー。香りと味の違う一本。
Nardyさんはギネス。

そのあとGolden Irish。これはアイリッシュウイスキーって
こんなかんじですよ、って見本みたいな味。ソツのない出来。
飲みやすさでは一番。特徴のないのが特徴という感じで――。
NardyさんはRed Breast12年。

そしてClontarf Reserve。ちいさな3分割ボトル(重なって一本のサイズになる、お遊びデザインボトル)はどれも同じ味らしいので、それをいただいてみる。
はフルーティな香りと味。 「デザート」という印象。軽やかな甘味。
NardyさんがCrested Tenをゆっくり味わっている間に、かるごはその間にキワモノ(などといってはいけないのだろうか)、Connemara Single Maltを試す。
以前ミニチュアボトルでスタンダードのコネマラを飲んだときの印象では、 スコッチに憧れて作ってみたハンパな感じのするウイスキー、という記憶があったので――どうしようかと思ったのだけど、まあ、シングルモルトも試しておかなくては、と。
これはもう好みの問題なので、かるごはあまり好きではない。 とってつけたようなピートの香りのように思え、また味がうすっぺらく感じる。
スタンダードのコネマラと大差ない味。値段は違うのに。。。でも、しつこいようだけど、あくまでかるごの好みでないというだけ。

さて、そういうわけで口直しにPotcheen90をいただいていると、
おじさんサラリーマン二人連れ。かるごたちの隣の椅子に腰かけた。
テーブル席が空くまで、とりあえずカウンター席、というつもりだそう。
ほとんど注意を払っていなかったのだけど、彼らの料理が突然
「よろしければどうぞ」とこちらにすすめられて驚く。
「いや、しかしすでに食べてしまったのですよ、チキン&チップスは――」
正直に申し上げ、顔を見合わせたかるごたち。
が、熱心に(あるいは……) すすめてくださるので固辞しつづけるのもどうか、と
ポテトを一本ずついただいておく。
このへんNardyさんもかるごも礼儀(?)をわきまえているのです。

二人とも映画好きらしく――というより、仕事がなんかその方面みたいなことを、もぞもぞ言っていたけどよく聞いていなかった。
だいたい隣のおじさんが妙になれなれしくて、ちょっと閉口気味だったというのもある。
テーブル席に移れるまでガマンしてくださいね、と何度もわざわざお断りしてくれたけど――ほんとにガマンだったわね、ある意味では。
そう。だって別に不愉快なことがなければ(ほっといてくれれば)、どこに座って飲んでてくださったって、かまやしないのだから。
ま、それで、結局はテーブル席に移っていったんだけど、そのとき。

「わたしたち、あっちの席に移りますけど、なにか一杯おごらせて ください」
酔っ払いさんのほうも(ギネス1つでここまで酔っ払うとは)、 「そうだそうだ、一杯どうぞ」
とえらく調子がいい。

Nardyさんと顔を見合わせました。
「そんなこと、わたしたちには言わないほうがいいですよ」
「そんなことおっしゃらずに」
「いえ、後悔なさいますよ」
――ちゃんと忠告したよ。
だって、どうせおごっていただけるのであれば、Bushmills Millennium (1ショット2000円!最高価格のウイスキー)にしちゃう。
でも、さすがに見知らぬ酔っ払いには………………。

「そんなこと言ったら一番高いウイスキー飲んでしまう人間なんですよ、
わたしたちは」
そう。合計で
3度も具体的に警告したのだけどねえ。。。。

「もちろん、いいですいいです」
あ・そう。それならば、と。
「では、遠慮なく」
カウンターの店長さんに向かって、
「Bushmills Millennium、ストレートでふたつ」
――迷いなく。
店長さんが「はい」とにっこり理由知り顔にほほえんだと感じたのは、うちらの気のせいでも思い込みでもなかろう。

タナボタ1ショット――つまり、もちろん酒に罪はないので。
ありがたくおいしくいただいた♪
明るく輝くミレニアムを嗅ぎ、また語り合い、味わい――幸せ♪
Nardyさんが白い花の香りのするウイスキーだと評していたけれど、 そうね。そうかもしれない。
けれども、ブッシュミルズのベイシックな味もきちんと味わえる、 おもしろくすてきなウイスキー。
でも、かるご所蔵のミレニアムとはラベルデザインも違うし、度数も違う。43度のミレニアム。

そのあとは、何事もなかったかのようにふたりでClontarf Single Maltを。
これはしっかり麦の味のするウイスキーだった。同じClontarfでも、やはりReserveとは違う。

仕上げの一杯はかるごはMidleton Very Rare1999で、 NardyさんはIrish Coffee。
うーん、うーん満足満足♪  気持ちのよい酔っ払い♪♪♪

それにしても。
ブッシュミルズミレニアムは、きちんと二人分おごられていた。にもかかわらず、や・は・り、レシートの金額はすばらしいのであった。
でも、Nardyさんとであれば、後悔することはないので、いいのだ。
ごきげんで帰った第2ラウンドであった。



2.Home Pub ...@"......@"..........@"..@"..@"........@" ......@"..........@"..@"..@"........@" "......@"..........@"

 

*2001/05/03(〜05/04)の「似非あいりっしゅへべれけ会」自宅パブの模様は、
EXTRA TALK "People and WHISKEY"というコーナーにアップしました。


3.たゆとう『ミドルトン1984』 ..@"......@"..........@"..@"..@"........@" ......@"..........@"..@"..@"........@"

  

 

2001/7/27のつぶやきには書いてしまったのだけど、まだ書き足りないので……。

そう、この夜、なんて衝撃的だったことか!!!
おかげで一日なにがあったか、すべてすっ飛んだ。

てくてく家に帰り着いてしばらくしたら、父が帰ってきた。
さらにしばらくして夕食の仕度が始まったら、
「ロックアイスがあるならうまいウイスキーが飲みたい」
などという。
しかし……。

うまいウイスキー=アイリッシュのかるごの答えはこうだった
「今がぶ飲み用のウイスキーのストックはない」
冷ややかに答えたけれども、意地悪ではなく、ほんとになかったの。
ストックがないなんて珍しいでしょう、っていうか、単にすっかり飲んじまった
というだけなんだけどさ。

そしたら、彼は自分の棚を探し始めた。
で、取り出したのがなんだと思う?
ミドルトンよ、ミドルトン!
しかも、ただのミドルトンではない――って、ただのミドルトンなんてないんだけど――
       Midleton Very Rare1984!!!!!

 「えーーーーうそーーーーーそれ開けちゃうのーーーー???」

……そりゃ、それはわたしのものじゃないわよう。
父がご友人にもらったものだわよう。
これは、父の友人が、アイリッシュウイスキーに目覚めて――これは間接的にかるごに功績がある、と自負しているのだが――ほどなく贈ってくれたもの。
もちろん、父にであって、かるごにではない。
だから、彼がいつなんどき開けても、文句は言えない……。  

……でも、なんで今日(7/27)なんだ!?
もちっとなんかこう、記念行事があるときに、と思うのだけど。 
かるごの誕生日に開けてくれるとか(とっくに過ぎてはいるが)、せめて、かるごが
ここにいるから、とか。(どこまでも自己中心主義)
なのに、なぜか。なぜか。なぜか!!!!


……そりゃ、父だって、一人で飲もうなんてケチなことはしないよ。
しかしだね。
「安い酒は飲まない」
って言っていたけど、ほかにもバランタイン(17とか30とか、あるのよー)とか
マッカラン18年とか、ラブロット&グラハムのバーボンとか、あるのよー。
なのに――。

なんとも、たとえようのないショック。膝が震えてきた。

  ……ああああ。開いてしまった……。

おりょ。 コルク栓ではない、キャップだ。
うーん、国産ブレンドワインのような……。
さすが、まだミドルトンも黎明期ゆえ (なにが黎明期なんだ?)の――――。

   !!!!あぁぁぁ、飲んでいる!!!!!

――とはいえ。
このわたくしが飲まないわけなど、もちろんなく。
ショットグラスで飲みました。3杯。
しかも、ミニボトルにこっそりキープしようともくろみ中。
一晩お相伴するのをガマンすれば、「飲んだ気分で」そのぶんキープしたって、
問題ないよね?ね?ね?ね?

はぁ。しかし……。

うつくしい、つややかな琥珀色。香りもこなれた甘やかなもの。
ブッシュミルズのような華やかさはないんだけれども、それでも心地よい香り。
そう、これがミドルトンの香りの真髄。
きつくはない。
味も、わりとさらりとした舌触りで、あれ?薄めかしら、なんて思うのだけど、ピッと一瞬
筋が通るようなスパイスを感じて、 ゆっくりまわる。
口当たり控えめなんだけど、ぐっと広がる美味さのツボがある、という感じだった。
ああ、なんとすばらしい。

ラウンドストーンで飲めるミドルトン1999とは、やはりまた違う。
ワインのようなもので、年度によって味が違うんだわ。
はじめて飲んだ1995年ものの感動と衝撃を、また反芻してしまう。
同じ名まえのウイスキーだけれども、それとこれとの間には10年の隔たりがあるのだ。
現在の1999(2000はかるごは未入手なので)とは15年の隔たり。
なんとなく不思議な感じ。
かるごがコドモで、その存在すら知らなかった間にも、ミドルトンはちゃんと瓶詰めされていて、そうしてどういうわけか遠くめぐりめぐって、かるごの喉を過ぎていくんだから。
だって1984年ってさ、かるごもまだ中学生なんだよ。
ワインもそうだけれども、おもしろいことだね。
時を越えて、その時代の「産物」を受け入れることのできる楽しみ。

――というわけで、またおバカかるごは記念にこんなgifをつくってみました。
        (こんなことにばかりFireworksを使っているの――すまぬなり、師匠どの)

ミドルトン1984のある夜

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