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  ♪2000年かるごのアイルランド旅アルバム♪
  
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2000/11/25  (つづき)


 シャノン川を前に、美しくさびしいたたずまいの
初期キリスト教の遺跡
アイルランドの中心にあることから、昔からタラの丘と共に重要な場所だった。6世紀、聖キアランがここに教会を建てる。その後7-12世紀はヴァイキング、ノルマン人などからの侵攻が相次ぎ、最終的には16世紀のイングランド軍侵攻で崩れ落ちる。



 このビジターセンター内のケルト十字架がホンモノで、風化しないようにと避難させられた。照明までも薄暗く。よく見ると、たしかに、どこも磨耗したように丸みをおびている。

 敷地内、もとあった場所には、レプリカが建っている。

 

過去の遺物でありながら、 生活集合体としては残っていないけれど――今なお、夏にはここで野外ミサも行われることがあり、多くの人々が集うのだとか。 (夏は川から遊覧船で来ることもできるらしい)

東西の通商路、南北に流れるシャノン川の交差するポイントにある。まさに、Heart of Ireland、なんだなぁ。

墓、墓、墓…………。
倒れたもの、表面のすっかり風化してしまったもの、どれも寒そうにたたずんでいる――ひっそりと。
風と雨と時間にさらされて。
痛ましい歴史をかかえたところ。


ビジターセンターで購入のリーフレット。


 


 「ランチにしよう」
ってミックさんが車を走らせたのは、アスローンの郊外、GLASSANという小さな村。
そこのパブ、オススメらしい――。
というより、店主が昔からの知り合い――つまり、子どもの頃からってことだね。
わたしたちも紹介されて、握手握手。


暖炉の前のテーブルに陣取り、ホカホカ。
ギネスやアイリッシュコーヒーでさらにホカホカ。

 
Mick-san's GUINNESS
 

 かるごはフィッシュ&チップス。おっきなおっきなタラフライと、もちろん、ジャガイモのフライ! うれしいグリーンサラダ添え。1枚の皿。
  うーーん、アツアツ、そしてガツガツ。

 ミックさんはトラディショナルアイリッシュシチュー。ジャガイモをはじめとする根菜、タマネギごろごろ。ブラウンブレッドを添えて。 
 「あったまりたいからねえ」
――そう、ミックさんは毎年かるごに付き合って、寒い思いをしているのだ……。

Karugo's
IRISH COFFEE
LUNCH at PUB
Rina's 1/2 GUINNESS

サンドイッチ好き、肉好きリナさんは、当然のようにチキンサンドイッチ。もちろんジャガイモのフライあり!!
パンもおいしかったらしく、夢中でほおばってた。


 向かい側の、暖炉前の別のテーブルには北アイルランドの
ブッシュミルズから やってきた夫婦! よくこのあたりに出かけて来るらしい。
「すばらしいウイスキーをつくる町からやってきた人たちだ」
もちろん、ミックさんだって二人とは初対面。 
でも――なぜだろう?
気づくと、いつもパブで飲み交わしているみたいに、気さくに話が進んでいくの。
それも、時候の挨拶というかお天気の話なんていう前ふりはとくになく。
これはミックさん流なのかもしれないけども。

「彼女の弟はロスコモンに暮らしていたんだよ。今はもういないけどね」
そう言った瞬間、奥さんのほうが一瞬「おや」という顔をした。
「日本人?」
ドキ。
しょっちゅうこちらへ出かけているということだったけど――だからと言って、
彼らまで知っているなどということもあるのだろうか?(どうでもいいお話その5参照)

ま、結局はわからなかったようなんだけどね。 ドキドキした。




  それからちょろっとアスローンの町に寄り――ミックさんのお姉さんのところに寄り(なんでもその前の週に食べ物がノドに詰まって、危うかったらしい。お見舞いがてら、ってことだったようだ)、お茶菓子をいただく。

 長い道のりを、またスライゴーに戻る。雨は降ったり止んだり。
でも、とっても晴れていた地域があって、一瞬だったけど、空いっぱいの星が見られたの。アイルランドで星を見たのははじめてだった。

 ミックさん、一日中ほんとにありがとう。
 なんとお礼を言えばよいのだろう?

さらに。

「明日帰る前に、キャロウモアへ連れて行ってあげるから」

わがままかるごなのに、どこまでももてなしてくれる人なのであった




夜は小雨の中、市内を流れる川のそばにあるパブ“Fiddler's Creek”でギネスを1パイント。若者がたくさん。
われわれは 「家族」について話す――リナさん、実はお父様の介護で大変だったりする。

 


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