BACK TO IRELAND

BACK TO HOME


27th Dec.2002-5th Jan 2003


PAGE 1 PAGE 2 PAGE 3 PAGE 4 PAGE 5 PAGE 6 PAGE 7 PAGE 8 PAGE 9

English version


1 Jan 2003

年越しをどこのパブで過ごすか?
それはとても難しい問題だった。
というのは、多くのパブはなぜかチケット制で――パーティのように貸しきり状態。
ストランドヒルのStrand Barもそんな状態だったので市内へ戻り、あてどなくうろうろ。

11:00過ぎに一軒のパ
ブへ入る。FUREY'S。どうやらDervishのホームパブみたい。

店内はでも――――カウントダウンの気配もないし、年越しのワクワクにはちと足りない。
ギネス1パイント飲んだだけで、とりあえず出てまた違うパブを探す。

「見つからぬ・・・」
――そうなのだ。さっきまで開いていたパブもなぜか店じまいをしていたりするのだ。
宴たけなわのところはもちろん入場させてもらえるわけもなく。
ああああ、どうしよう!!!!!!!路上で年越しは避けたい!!!!

結局2往復したのち、戸口で風船をもっていたおじさんのパブに入れてもらうことにした。

「入れる?」
ユキさんが聞けば、「もちろん」。チケット制じゃなかったらしい。
「キミたち、何度か行ったり来たりしてたよね」
はははははは。
探していたのさ〜と、ともかく入れてもらえて人心地。
中はなんとなしにカウントダウンちっくな雰囲気。ひとびと。地元のパブ、って感じだ。

相席で楽しみながら、カウントダウン。
といっても、とりたててスゴイことがあるわけじゃない。0:00を過ぎたらまたみんなで乾杯をし、
おしゃべりを続ける。なにごともなかったように。
年末年始、一日を越えるほんの一瞬だけ、みんなが一体となってカウントダウンし、
そしていつもどおりのパブタイムを過ごすのだな。。。。。ふーん。

ちょこっと拍子抜け。
でも、このパブはこのパブで、なかなかおもしろい。相席になったグループのおじちゃん・
おばちゃんたちとユキさんはおしゃべりに盛り上がり、かるごは変な(?)きょうだいぐるみの
グループに気に入られておしゃべりをしていた(誕生日祝いを兼ねていた) 。
おごってくれるのはよいが、ただのウイスキーを飲みたいのに、勝手にレモネード割にして
くれちゃったりする。甘いのだ。
でも「(女性には)Strongだから」という理由で、レモネード割がふさわしいということらしいのだ。
いやいや――わたしは、レモネードで割っていないほうが・・・・・。

しかし、どこでも共通の第一質問は「アイルランドははじめて?」だ。
残念ながら、そのたびすまなそうに「5回目」とか「6回目」と答えることになる。
「信じられない・・・・でも、スライゴーははじめてだろ?」
これまたすまなそうに、「いえ――」と答えることになる。なにしろ、スライゴーこそはずせない
「アイルランドの一地域」なのだから。
ここまでくると、次の反応はたいてい"Unbelievable"か
"Crazy"である。
そう――そのどちらも、自分自身実感していることでもある。

パブは夜中2時過ぎにお開き。
Fiddler's Creekでのパーティに誘われたけれど、帰る。
雨だ。
宿に戻る前に、一応家へ電話を入れることにした。ハッピーニューイヤーのご挨拶。
真夜中の2時、あんまり実感はないけれど、2003年は始まっていたのだった。
宿に帰って眠る。

朝は8時に朝ごはんをお願いしていたので、そのとおりに。
タフな我々――かるごもユキさんも、上機嫌。

 

B&Bのおじちゃんはおしゃべり好き。
しゃべりたいことだけしゃべって、ワッハッハ。
ケンタッキーのカーネルおじさんにもちょい似ているんだけれど――。
朝ごはんはなかなかうまかった。

それから――キャロウモアへ初詣である。

   
うれしい♪
年末年始、二日連続でキャロウモア参り。
「あけましておめでとお♪  かるごのかわいい石♪♪♪」

Happy New Year, dear my favorite dolmen!
このたたずまい、なんともいえないわ。

きゅっ、と胸が痛むようなしめつけられるような、
奇妙なせつなさを感じる構図。
   
たたずむユキさん。

静かでさりげない存在感のある風景。

かるごのかわいい石のはるか後ろには、

ボスドルメンがいる。

これもまた、きのうと今日とでは

なんら変わることのない位置なのに。

   


たまには違う角度で――というか、

違う枠で撮ってみよう、

と思ってみた。

いままであたりまえのように

横長でしか撮っていなかったけれど、

縦長で撮ったときの、とくになにもない空に

石の上の高さ・広さを感じさせることを

あらためて実感させられている。

 

Mickさん宅に向かう。

途中、大西洋のきらきらした「初日(はつひ)」を ながめながら。
前は海、後ろは山。なんかの宣伝文句のようだけれどもね。
日ざしを感じるようになって、元日気分がいやがうえにも盛り上がる我々だった。

ミックさんちにちょこっと立ち寄り、ご挨拶の
コーヒーブレイク。

ツリーの飾りは結婚してからずっと、
イヴォンヌさんが買い足しているもの。
15年前のものもあれば、新品もある――
っていうことだった。

かわいらしく、すてきな感じ。

イヴォンヌさんは風邪をひいていた。
生まれてはじめてのことだとか!
お大事に・・・・。

Rosses Pointで寒中水泳大会があるだの、
元日は鮭釣りが解禁だの、
そんな話を伺った。
ドラムクリフへの道すがら、そちらへも
ドライブしてみようということになる。


スライゴーの屈指のリゾート地。
ここだけ天気さえ違うような感じ。
おだやかであたたかく、広々とした風景が広がる。

クノックナリ(Knocknarea)を対岸に見る、大西洋の入り江。

   
神様の降りてくるところ――なんてよく言っていたけれど、祝福の光がそそいでいるかのような明るい光景だった。
ゆるやかな坂を登っていくと、この、女性が海に向かって手を伸べている像にいきあたる。
海に下りる道の反対側は、こんなグリーンの広がる場所――丘?と思ったら、どうやらゴルフ場?


これまた ちょこっと異界のとの狭間っぽい風景。


海辺におりると、粘土のような砂浜。
足は決して埋もれない。
水溜りがうつくしく、岩を、空を、映している。

きれいな風景が広がる。
 


家族連れ。絵になるなぁ・・・・・と思う。うつくしい、停まった時間。



イエイツの墓もある。
ハイクロスもある。
イエイツ記念のこんな彫刻?作品(右)もある。

墓。 キスしたら雄弁になれるのだが・・・。

ベンブルベン。
ハイクロス。かなりいい形。




NEXT DAY