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★「どうでもいいおはなし」…その1 その2 その3 その4
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しかし、かるごはその日、運転手の真後ろの席のひとつ後ろの席に座った。 「終点でーす」 ………………なにが起きたのか、わからなかった。 が、一日空けた12月14日、時間が経つにつれて顔がだんだん腫れてきたのだ。右側だけ。 実は――顔面を打つ、ということは何度かしていて――住み慣れているはずの家の柱や、 そう――いつか孤独死。やっぱあるかもしれない。 予期せぬ出来事――うれしいことばかりじゃない、ケガを伴う“アクシデント”もある。 多摩へ仕事のときは、京王線を使う。甲州街道に並んで敷設された鉄道で、特急、急行、 それでも、多摩の仕事のときはたいてい帰りは特急で途中まで帰る。 「多摩センター」は特急停車駅である。で、その途中、かるごの最寄駅との間に、「調布」 「ああ、これからこの車両のみなさんと運命を共にするのね」
おおげさ? もっと混雑していれば、なにも考えないのだろうけど――まじまじと向かいの人を かるごの、かるごによる、かるごのための大学――かるごカレッジ、あるいはかたつむり大学。
1.予期せぬケガ、予想される最期 2.特急で 3.おめでたい大学 4.おめでたい大学・2 5.とらうま?
1.予期せぬケガ、予想される最期 [2000/12/14]
かるごはやっぱ、いつかひとりで死ぬ――わけのわからないうちに――なんて思った一瞬。
12月13日水曜日、かるごは久々にチェンバロレッスンだった。
バスに乗って「成城学園前」という駅に向かった。
バスは最近流行り(と思うが)の“アイドリングストップバス&ノンステップバス”。
信号待ちのときエンジンが停まるとか、乗るときに段差がないとか、そういう
“やさしい”バス。
でも、ノンステップバスって、乗るとき段差がないけど、座るときにかなりの段差がある。
運転手の真後ろの席とか、助手席にあたる側の一番前の席とか。
よじ登ってまで運転手の真後ろに座らなければならないほど、混んでいるわけ
じゃなく――それどころかガラガラだったから。
ま、それはどうでもよいでしょう。
10分ほどしたら駅に着くのであった。
言われて、立ち上がったその瞬間!
視界の半分が暗闇になった。頭の中身がすべてこぼれたような気がしたような、
ちょっとした衝撃。
ああ。
一瞬、そうやってわけがわからなくなって、もう一度椅子に座りなおす。
でも、みんな出て行っているし、かるごも出なくては。
じんじんする顔の右半分を押さえて、立ち上がる。
そう――かるごは、前の座席の左側についている手すりに、顔を打ち付けて
しまったのだった。右目直撃。
冷えたてのひらで頬をおさえると気持ちがいい……ということは、ここは痛いのだ。
ついで、まぶたをおさえると、やっぱり気持ちがいい……ということは、ここも。
でも、一番ひりひり、じゃない。どこが一番ひりひりしているのかと目のまわりを探ると――。
目尻、ちょっと下がったところ。
しみるしみる。冷たい指が、ぬくもってくる。
こりゃ、またアザか?(おもいでのつぶやきその1のスプラッタ事件がよぎる)
が、まあ、そんなにひどくはなく――すりむいたような傷ができていた。
こりゃひりひりするよね、と思いつつ、レッスンへ。
それはそれで、その日が終わった。
冷たい夜風がしみるとか、顔を洗うときしみるとか、そういうことはあったけど。
おりょ。
ものすごく、ではないけど――重たそうな顔。うー。痛みの感じ方、じゃない、現れ方が
恐竜並み、ってことかね????
ドアで左顔面からガツン。
顔だけじゃなくて、足とか肩とか、目測を誤っているのだろう、アザをつくるアクシデント
が多いかるごであった。ただ、たいしたことないと、忘れてしまう。
これだって、たいしたことない――んだけど、ふとよぎってしまったのだ。
去年のあのスプラッタ事件が。
だれにだってそういう可能性はあるわけだけど、かるごは特に一抹の不安を覚えてしまうな。
今からすでに、忘れっぽいし。ねえ?
いつかひとり、頭を打って死ぬ。
そんな最期が妙に身近に思えた13日の夕方だった。
ああ、常に危険がいっぱいなのね、世の中は。
そんなことを考えたかるごであったことよ。。。。
情けない。とほほ。
懲りずに今日も、家の中でアザをこしえらえつつ――生きるのだ。
死ぬまで。
2.特急で [2000/12/14]
たいへんローカルな列車の話題をします。ごめん。
ただ、その中での出来事(?)は、地域性はあんまり関係ないと思ったりもするけどね。
快速、通勤快速、普通という種別がある。かるごは、「新宿」(上り)方面へ行くときも
ほとんど快速か普通しか乗らない。なぜなら、かるごの最寄駅「仙川」と「つつじヶ丘」は
特急停車駅でないから。
本を読んだり寝たいときは、普通に限るし――腹が立っているときも、普通電車に限る、
というかるごルールがあったりするが――なにより、特急は不安になるときが、あるんだな。
あるいは、「新宿」まで行くときなどは、そのまんまぴゅーっと乗っていくことがある。
が、乗ってから(そうだった……ちょっとドキドキ)なんて思うのだった。
という特急停車駅があり、ここで普通列車に乗り換えるのであるが……。
「多摩センター」から「調布」まで15分近くかかる。ノンストップの15分。
そう、ちょっとドキドキしちゃうのはなぜだろう?
それも、この多摩センターから出る特急のときだけ、感じるんだよね。
車両内が不思議なくらい静かだったりすると、余計に。
でもね、わりと空いている車両で、お互い居心地よく座ってふと、前の座席の人と
目が合ったりする――そんな瞬間に、ああ、この人も少なくとも調布までは乗るんだ
ってことを思う。いや、この人だけじゃない。隣のこの人も、扉のそこの人も。
そうか。
これは動く密室。
駅をどんどこ過ぎていく間、妙に緊張してくるかるごであった。
「調布」を過ぎて、その次の停車駅は「明大前」という。これまた長い距離で、長いこと
扉は開かない。そう、「多摩センター」から「新宿」まで乗るときは、
なぜかひとり、ちょろっと緊張して想像をめぐらしたりする――へんてこかるごである。
もし、だれかがナイフを取り出して、ハイジャックもどきなことが起きたら?
もし、殺人が起きてしまったら?
みんな目撃者だ……。たとえ調布に着いても扉が開かなそう。(発想の飛躍、しすぎ)
――なんて、そんな具合なドラマチック。決してほのぼの系とかロマンチックな想像に
ならない。
なんだろかね? アガサ・クリスティーばりに――いや、むしろ西村京太郎か。
『京王相模原線特急殺人』ってタイトルがよぎったり……なんだか殺伐としたかるごである。
飛行機に乗ったときにそんなふうに考えることはないのに。
京王の特急、しかも「多摩センター」から乗るときだけ。
観察できてしまうような、そんな余裕ある時間と空間のせいだろうか?
そういうこと、ない? ないか。
3.おめでたい大学 [2001/01/22]
4.おめでたい大学・2 [2001/02/25]
つくづく、おめでたくのんきに出来ているらしい、かるごの脳みそ。
こんな大学、あったらいいな――ではなくて、あっても仕方ないけどな、
って感じのものを漠然と想像した夜。
むぅ。名前はちょっと要検討だな。
ウイスキー概論(調理?実習付き)……かるごはアイリッシュ担当が
いいな! Nardyさんをスコッチでお迎えするか。バーボン担当者募集。
(ほんとにあったらいいんだけどなあ……応募しちゃうね!)
石ろまんフィールドワーク……心を刺激する風景へ出かけていこう。
パブ調査学……とにかく行く。見る。飲む。
胃袋行動学……担当候補者が多そうだなぁ。
チェンバロ初級……しかし、だれが初級より上を担当してくれる?
チェンバロ装飾学……これは間違いなくプロフェッショナルを用意できます。
アルバム製作論……あなたも自己満足アルバムをつくりませんか?自己美学を追求しよう。
かるご生態学あるいは生活科学……かるごの神秘あるいは真皮に迫る。
――などということをお風呂の中で考えていた。いや、これはカルチャーというよりホビー講座だね?
そうだなあ、まるでホームページのコンテンツのようではないか???
ううむ、そうね、こういうメニューでもよかったのかな……。
おめでたいかるごは、また新たな目次を考えるべく――想像を働かせるのであった。
類は友を呼ぶ、と言うけれど……2001/02/03の「似非アイリッシュ」の集いは
なかなかのんきですばらしかった――ということを書きかけていたのに、すっかり
忘れていた。イケナイイケナイ 。
あの日みなさんとお話していて、おやまあ、アイルランドだけで
カルチャーセンターひとつぶんの講座が開けそう……なんて、
のんきかるごは(想像力豊かだから)思ってしまったのである。
かるごカレッジ。
「流体力学におけるギネス」という講座を もてそうな方が、
音楽に強い人々が、それから……健康チェックもぬかりなく。
学食にはワンショットウイスキーが出てくるマシンとか、生ギネスが
セルフサービスとか――願望も露わ。
こういう幸せな想像だけで話が盛り上がる、さすが似非アイリッシュ、語り好き。
仲間はいるもんだねえ、うれしすぎる。。。ひとりしみじみ。
でも、どお?
パブ並みの学食があったら、すばらしいカレッジだよ……。
カレッジリングはやっぱりクラダリングかしら。
校旗はなぜかアイルランド国旗?
修学旅行はアイルランド。
社会見学はアイルランド大使館。
大変大変! 歯止めがきかない暴走かるごだ……。しかもアイルランド一色に
傾きまくっているという……。
アイルランドだけじゃなくて、チェンバロのほうでもいっこひそかに追加想像した
けど……いずれにしてものんきもの。――というわけで、常々家族にも呆れられているけれども、おバカな
ノウテンキかるごは、相変わらずそんなことばっかり考えて、楽しく
日々を生きている。なんてオメデタイんだろうねえ?
5.とらうま? [2001/02/26]
そういえば、日曜日にノンステップ・アイドリングストップバスに乗った。
別にこれは久々じゃない。
久々だったのは、例の2番目の席に座ったことである。
そう、運転手の真後ろはタイヤの上の高い高い座席。その後ろ。
狙っていた3番目の席を、前に並んでいた方に取られてしまったので――仕方なく。
めずらしく――物覚えの悪いかるごも、とっても気をつけたよ。
気をつかって座ってみたよ。
大丈夫だったよ。
けど。
座って椅子の(このページの1.予期せぬ……で手すりと書いたが)グリップを
「こやつめ」
となにげなく 見たとたん、 なんということ!
右目目じりがひりりと痛むではないか!!!!
そんなことってあり?
思わず、あの日の衝撃がよみがえってしまったよ。
やはりこの席には座るまい…………ひそかに誓って、注意してバスを降りたのであった。
まさに「教訓」…………???。