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「おおかみさん体験」を読む?
「ぎゅうぎゅうドライブ」を読む?
かるごの本の感想はいろいろあって――それでも、ここで紹介するのはもう少しあとにする。
で、結構「リアルかるご」のイメージはまちまちなので、「こんなに酒飲みだったとは」と
おっしゃる方もいたりなんかする。
いや、酒飲みなのかなあ???? ま。いっか。
んで、本を読んだ方(昔から知っているおばさん)から先日、「いつから仕込まれたの?」と
聞かれたので、「小学2年生くらいかなあ」と答えた。これは事実。
父が「女は大人になってから、飲めたほうがいいんだ。強いほうがいいんだ」とかなんとかいう
持論をぶちかまして、晩酌の残りのウイスキーをくれたわけ。もちろん、はじめ水みたいだったけど、
年々グレードアップしていくわけで――いつしか、水割りは1杯(「いっぱい」じゃない)飲めるようになり。
ビールはあんまり好きじゃなかった。おなかいっぱいになっちゃって、ごはんが食べられなくなるから。
とまあ、こんなことを話してたら、中学2年生時代を思い出したので続けてこの話もそのおばさんにした。
当時仲良しの友達にも、「かるごと酒の出会い」なんていう、そんな話をしたんだな。
そしたら「ビールはちょぴっと飲んだことあるけど、ウイスキーはない」と言う。
「今度持ってきて、飲みたい飲みたい、なんて言うから、「じゃあ、そうする」と約束。
「運動会のとき、水筒に凍らせてもっていくね」当日、ちゃーーーんとかるごは持ってった。(言っとくけど、もちろん風紀?違反ですな)
ところが残念なことに、ちっともその日は暑くなく――昼のときには全然溶けてないわけ。
結局、放課後、校庭でようやくちぴっと溶けた水割りを飲めたのだけど、やはりおいしくなかった。
いえ、友達はウイスキーがおいしくなかった、と言ったけど、かるごは「凍らせてはおいしくない」
と思った。だから、必ずリターンマッチをするわ、と約束した。とは言え、彼女に対して
「学校でウイスキー」の約束が果たされることはなかったが――。
でも、別の機会に試みたことがあった。
中学3年生の修学旅行のとき――いけない中学生だねえ――ミニボトルを持っていったっけなあ。
でも、もちろん部屋点検だか荷物点検だかなんだか、そういうのをやるって噂があって。
当時はドライヤーもいけなかったからねえ。先生たちが来るかも、って言って
押入れの天井の羽目板にいろんなものを隠した記憶がある。
が、ウイスキーのボトルはどうしようかなあ。
ボトルは小さいから上に隠したりして、うっかり無くしたくない。
「これ、どうだろ」
見つけたのは、部屋に備え付けのポット。
「この中まで先生は見ないね!」
わたしと友達はすてきな思いつきにワクワクしそうすることにした!
しかし――アサハカなかるごたち! いや、友達のほうは芸術家肌で、とても繊細で賢かったのだが
そのときは思い至らなかったのだ。
水を入れずにボトルを落としてしまった。
ガシャン。
「げ」
沈黙。
とりあえず、夜がふけるまではそのままにしておいて――結局飲まなかったような気もする。
ポットの中が壊れちゃったことしか覚えていないから。
でもって、ポットを壊しちゃったことも、どういうふうに報告したか覚えていないから、
たぶん、知らん顔して帰っちゃったんだろうな……。ああ、なんていけないかるごたちだろう!
ゴメンナサイ、旅館のひと。
……とまあ、こんなことをつらつら語って聞かせたら、
「まあ! その運動会の水筒話は聞いたことなかったけど、ポットのほうは知ってる!」
って言われてしまった。いや、有名な事件になってたわけではなくて、ポットを壊したとき
顔を見合わせた例の、芸術家肌の友達から聞いたのだと思うよ。共通の知り合いだから。
「でも――それがかるごちゃんだったなんて……」
たっぷり笑われてしまいました。そして、その場にいた傍聴者の若者たちにも。
そう、たしかにかるごにとっても、なつかしく愉快な酒のおもひで、である。飲んでなくても。
おおかみさん――このひとは何者ぞ???いつからか、「わーるどぱーく」の常連さんに
なっていた人………。読むたび、うーん?果たしてどんなひとなのか?と思う。
ぱーくをのぞく読者さんに、「おおかみさんってどんなひと?」と、直接かるごに
おたずねくださる方もいたんだけど、ほんっと「知りません」だった。
謎も謎、謎もいいとこ。この「かるごわーるど」へ自力でたどりついた人はそういなくって、
見知らぬ方のほとんどは「アイルランドつながり」なんである。
けど――おおかみさんはどうなんだろう? どっからやってきたのか、なにかが違う。
だって、時折こむずかしい流麗な一文をちらりと載せたかと思うと、「飲んで」いる。
「雲」キャラクターを使うことさえ、不可思議に思えるくらい。
ああ、謎めいている……。そしたら、このひとはアイルランドをたどって流れ着いた方(かるご自慢の
お得意さんのひとり、Naoさん)のお友達であった。
ほほう、Naoさんの……と納得したり、京都人はこんなふうなんだろか思ったり。
というのは、書き込みの文、たまに何か雰囲気あったりする。Naoさんもそういや
そうだし、またまた勝手なかるごは「京都文学の源流ここにあり」などという、わけの
わからない思い込みをしてしまうのだった。
それでもって「おおかみ」――となると、短絡的な想像力の豊かなかるごは、
「毛深いのではなかろうか」「むさい感じなのだろうか」とあれこれ。そんなとき、突然夏に東京へいらっしゃる予定があるという書き込み。
いったい何をする人ぞ?と謎はさらに深まる(って勝手に深めているのは、かるごだけ)。
ついでにかるごと会って握手、なんて言って下さってきたわけなんだが――が、しかし。
小心者かるごはびくびく...www@" そういうの、したことないんだもの!
自分が参加しているMLのいわゆる「オフ会」というのにも出席したことないし、
ハラハラドキドキ。けど――何事も経験、と思い、お会いすることに決定。
で、8月21日(月)、おおかみ・かるご対談実現の運びとなる。
そいでも、やっぱりどこまでもドキドキスリリングかるごであったので、一部の読者には
こっそりヘルプをお願いしておく。
だって――弟part2よりさらに若いのだ。言語が通じるだろうか不安。
うーむ、アイルランド以外のまともな話、かるごにはできぬ気もする……気詰まりに
なったらどうするかな?などと先取り苦労、ぐるぐる気分で。ところが、あらゆる予想を裏切って(これも失礼な言い草だが)、あらわれたのは
ふつうの若者。
「なぜおおかみなのか?」と逆巻きにぐるぐる気分になるくらい、若者らしい若者。
27、8に見られることが多いと言っていたけど、おやまあ、そうかな??
でも、実年齢としてはたしかに若いわけだし、まだどういう感じかもつかめず、
なかなか緊張の解けない、人見知りちっくなかるごであった。
そう、それに――なるべく気をつけてはいるのだけど、かるごはやっぱり早口だった。
なぜか先急ぐしゃべりになってしまうんである。あわてぎみかるご。
それは、言いたいことを「忘れないうちに」という気持ちからくるんだけど、
たいした内容じゃないので、「ほんとなら忘れたっていいんじゃないか」と思われるかも
しれないんだけどね。
けど、そんなかるごに乱されることのない京都人おおかみさんであった。
とりあえず決裂することなくおしゃべりしたってわけ。
※このとき、チェンバロの話なんかもさせていただいたのだが(彼はミュージシャンなんで
あった。楽器には興味があったようじゃ)、その頃家ではかるごのかわいいスピネットの
弦が一本切れていたのだな……。さて。
予告ではいつのまにか「飲み比べ」会談のようになっていたけど、飲むのが好きなのであって
たくさん飲むというわけではない――とはおおかみさんの弁。
いや、あの、かるごだって同じなんだけどな……。夏はちと量が増えるかもしれないけど。
ともあれ、ごはん食べて、たこやきさんと合流して、アイリッシュパブへ行く。
暑い一日だったので、お酒のするすると気持ちよく入ること入ること。
おおかみさんはじっくりゆっくり味わいながら――たしなんでいた。さすが京都人、
などと、またわけのわからない一般化を適用するかるごであった。
かるごのほうは、飲めない銘柄がいっぱいあってうれしくなってしまって、
いつもどおり、好きなように好きなだけ、たくさんいただいてしまった。あはは。かずがやって来て、女性3人に囲まれてしまったおおかみさん(みんな年上だったしね)、
ちと居心地悪かったか??? すまぬなり。。。かるごわーるど、たぶん女性人口が高いの。
でも、みんなかるご同様、「意外な展開。こんなひとだったとは」と「好青年」の烙印を
押したのであった。(いや、偉そうですまぬなり)
知ってるような知らないような人との会談。たこやきさんとかずも初対面だったし。
けど、だれもかれもとりたてて何をしゃべるでなく、自然に時間が流れたという感じ。
うーんと。かるごの「おおかみさん」の印象は、噛むように考え、語る人。
なにかを求めて旅をしている人のよう。
だれだってそうだろう、と言われたらまあ、そうだ。でも、テーマのある旅人、かな。
なぜだか『奥の細道』という言葉が浮かんで――俳句詠んでくださったわけじゃないのに。
そう、そういう旅人っぽさを感じただけ。自分なりのポイントを訪ねる旅をしている人。
たとえば、今回の東京訪問がメインというよりも「ぶらり途中下車」という感じ。
あちこちまわり、ついでにかるごに会い、他にもいろんな人に会い、そして次なる目的地へ。
降りた先でいろんなものを拾い、あるいは捨て、前へ行く、進む――。けど、おおかみさんについてはことごとく想像がはずれていたので、この印象も
あやしいものだ。
それでも、かるごは勝手に想像して、好き勝手にしゃべって(もちろん自分のことは
棚上げで)、好きにまとめて、それでおしまいにするさ♪
ともかく、「リアル・かるごわーるど」の入口に立ち寄っていただきありがとう!
かるごわーるど史上(おおげさ)画期的にして、貴重な体験をさせてもらったから。
小心者びくびくかるごにしては珍しいことを成し遂げたという達成感でいっぱい。
ほんとにありがとう! かたつむり、またちーと前進か!?というところ。
おおかみさんも、これからもよい人生を、よい旅を!――って言えるほど老成していないが。こんなふうにまとめてしまったが、そんな一日であった。
※そういや前述したチェンバロ、弦切れた事件について。かるごはおおかみさんに
「弦は張りかえる自信もないので、一生切れてくれるなと願ってる」などと
話していたのだ。が、翌朝切れていた……――で、これをおおかみさんに
報告めーるしたらば次のような返事。
「あれですよ、きっとかるごさんの話し言葉に住まう言霊が、事を為したに
違いありやせん。滅多な事は口にすべきでない、そういう事なのかも知れませんな。。。」
ね?ちょっと雰囲気あるというか、不可思議な空気を感じませんかね?え?かるごだけ???
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1998年12月26日(土)のぎゅうぎゅうドライブ
「つぶやき」で土曜日によく出てくるケルト講座。だらだら長いこと出席していたわりには、
個人的にはあんまり深く交流していなかったかるごであった。
が、1998年、講座開設以来はじめて「打ち上げ」なるものが企画されたのである。
通年講義をしてくださった先生方と受講生(6人くらいなのだが)そろって。
みんなでわいわい楽しんで、ようやく本性おっと気心が知れるようになった、と。
二次会はアイリッシュパブのシャムロックでわいわいがやがや。
時間はあっという間に経っていく。
心がけのよい人々は最終列車を確認して帰っていったが、かるごは結構遅くまで
電車があるので最後まで飲んでいた。
が、ようやくおひらきになった頃には、当然ながら電車の本数がすっかり減っているわけ。
土曜日だから、休日ダイヤだし。
かるごの最寄り駅に行く電車はまだあるので、ひとりのほほんとしていられたが、
残る方々を見やると、まず鎌倉から来ている奥様おふたりは、もう帰り着けない。
町田在住のMさんと座間在住K先生も――本当なら、どちらも新宿から小田急線で一本で
帰れる駅ではあるが、その駅まで行く電車はもうない……。
鎌倉マダムズは「ホテルにでも泊まるし」と言う。MさんもK先生も、最終電車で
着いた駅からタクシーで帰るという。
さ。
かるごふりーくなみなさんなら、このあとかるごがしたことはだいたい見当つくんでは???
またまたおせっかいの虫がうずいてしまったのだよ。
かるごは家に電話した。弟Part2はかるごの終電ライフに欠かせない。
「あのさ。今新宿なんだけど、最終電車しかないのね。
でね、鎌倉の方々は帰れないわけ。で、ついでに町田と座間に寄って、鎌倉まで
ミッドナイトドライブ、したくない?」
…“したくない?”じゃないよねえ。
「でも、わたしは当然飲んでて運転できないから、きみがずーーーーっと運転するのだが」
…“きみがずーーーーっと”じゃないよねえ?
「むむむ」
オドロキの声を上げたあと、一瞬考え込む弟Part2。しかしエライ!
「なんだかおもしろそうではあるねえ」
OKしてくれたので、みなさんのほうへ向き直るかるご。
「というわけで、途中下車で、しかもぎゅうぎゅうドライブでかまわなければ、
うちの弟に運転させてお送りします」
もちろん、無理にとは言わなかったよ。
「ただし、父の車が使えませんので、小さなニッサンマーチですが。それでよければ」
にわかにがちゃがちゃ相談。みんな口々に「先生はそうさせていただくべき」とかナントカ。
でも、かるごは
「でも先生は座間なんですから、座間行くなら町田も通りますし、Mさん乗らないと」 と口出し。
K先生も「僕ひとりじゃ悪いから」と言う。Mさんは「悪すぎるよ、弟さんに」と遠慮深い。
でも、メンドウくさがりかるご。
「ほら。そしたら、もう神奈川県まで行くんですから鎌倉まで行きましょうよ。
ひとりも三人も変わらないんですから。どうせなら」
かるごのわけのわからない論理。運転するのは自分でもないのに。
で、結局みんな乗り合わせることを決め、かるごの最寄り駅へと向かったわけだけども……。
おバカかるご!
人数計算間違えてた。自分を入れていなかった。
弟は駅で待つ間、結局何人かドキドキしてたらしい。
(お姉ちゃんは全部で帰れない人が4人いるように言っていたが……)
で――みなさんには、おせっかいな提案をしておきながら、結局ぎゅうぎゅうヅメドライブを
了承していただくことになり、いざ出発。
一番背の高いMさんが助手席、鎌倉マダムズとかるご、K先生が後部座席。
(ああ。ここでこんな違反を書いても、罰せられないことを願う!)
しかも弟Part2は結構ガタイがいいのだ。
あの我が家のかわいいかわいいマーチくんに、こんなムリムリなことをさせたかるごである。
いや、ありがとうよ、がぶっちょ号。
おとな6人乗せた車は、真夜中の東京と神奈川をひた走る……パワーステアリングのはずの
ハンドルがやけに重かった、と運転手は言っておった。
ミッドナイトぎゅうぎゅう鈍行ドライブ――。
それでも、この窮屈な世界でのおしゃべりもまた、楽しかった(のはかるごだけじゃないと思う)。
で、町田のMさんを家の前でおろし、座間のK先生をおろし、いよいよ後半戦。
いや。鎌倉はやはり遠いものじゃ。
それでも、鎌倉マダムズのひとりをおろし、最後にひとり、鎌倉マダムをおろす。
「おやすみなさい」
言って別れて帰り道。家へ着いたのは明け方4時か4時半頃だったように思う。
翌日は日曜日だったので、ちょろっと寝てちゃんと教会へ行ったさ。ふふ。エライ、かるご!
でも一番よくがんばってくれたのは、がぶっちょ号と運転手。
あらためて思い出して、弟くんもは「とってもありがとう」なことだと思ってる……――。
でも、ほんと度を越えたおせっかいではあったけど、ほんとは電車&タクシーのほうが快適、
だっただろうけど、結果みんな楽しんで喜んでくれたから、それでいいの。
「ほんとにうれしかったから」と語り種にして楽しんでくれていたようなので――。
かるごにとっても、学生時代以来のぎゅうぎゅうドライブ体験。
久々に楽しんでしまった年末だった。
とくに、最後にお送りした鎌倉マダムさんは、かるごのことをとっても気に入って
くださるようになった。(その方のお話はまた別のところで)
彼女に言わせると、「ああいうことするひとは、なかなかいない」んだそうだ。
で、人にこのことを話したときに
「またね。弟さんがこのひとの言いなりなの!いいじゃない?」
などと吹聴している。
いやあ――言いなりっていうか。言いなりか。ま。いいや。
(よくない!って弟には言われたが)
ちなみにこの話を先日思い出したとき、ここに載せるに先立ち、
あらすじを友達にメールで送った。そしたら、
「鎌倉まで弟Part2に送らせるのもいかがなものなんだろうねって思ったよ」
と返事がきた。
いや。そうだね。いかがなもんなんだろうね。
あらためて振り返ると――たしかにね。姉も弟もどっちも、ようやる、って感じかな。
(このあと、つくづくきょうだい仲がいいね、とフォローを入れてくれてたけども)
けど、結構あたりまえなところもあって。多摩は永山まで行かせたりしたことも
何度か――あった。
たぶん、これからも……なんて言ったら、怒られちゃうなあ。
ああ。こういうところから自立をしなくてはとも思う「おもいで」である。
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