March 31, 2006

ささやかな喜び――大学にて

なんと、バタバタしているうちに、来週月曜日はもう新年度スタートだよ。
これまでは学生も少なかったけれど、怒涛の羊の群れのごとく、やってくるのだ。
心して備えておかなければ!

そういえば、4月中旬からは今の部署に来て3年目に入る。
心機一転、気を引き締めて仕事していきたいなぁ――などと、神妙に振り返って
いたら、ちょっとささやかに喜びを感じることがあったので、つらつら。


その1=「仕事」

少しずつちゃんと仕事を覚えてきているんだぁと。聞かないとわからないことももちろん
まだまだあるけれど、少しずつ。
カリキュラムなんてちっともアタマに入っていかないし、どうしよう・・・って始まった教務課
異動だったのに。
体力的には、慣れないうちはヘビーに感じたこともあったけれど――気持ちの上では、
とても働きやすくもある。
これはまったくもって周りの配慮による以外のなにものでもないのだけれど、おかげで
ほんとうに楽しく、充実した形でやってこられたと思っているんだよね。

新しいことを覚えられたことはうれしいし、失敗しても次はがんばるぞと張り切れることも
うれしい。
あっ、そんなのってごくごくフツウのことかな?

ともかく――――上司の方や同僚のみなさまが受け入れてくださって、忍耐強く教えて
くださっていること、あるいは育てようとしてくださっている(?)ことに、あらためて感謝
しみじみだったのだ。


その2=「学生とのかかわり」

ついこの間卒業した――しかも3年で卒業した早期卒業生の子Aさんが、ガウンを返しにきていた。
声をかけてくれて、ちょこっとおしゃべり。
そもそものきっかけは「出版」に興味があって、夏休み前だったかに友達Tさんと2人でカウンターに
たずねにきたこと。
Tさんはえほんをかきたいと思っていて、就職室からかるごを紹介されたずねてきたのだ。

そのTさんが、夏からずっとかいていたえほんができたのだという。
新学期になったらかるごに見せにたずねてくれる予定――とのこと。
楽しみだなぁ。

Tさんはまだ学生として大学にいて進級する。
Aさんとはこれから先は学生と職員じゃなくて、一人の人間同士。
実はTさんともそうだと思っているんだけれど、やっぱりどこかで完璧に一対一ではないかもね。

でも、かるごはだいたいいつも、そんな感じ。
言葉の通じるひと(ココロの言葉も通じるひと)とは、一対一の人間関係が結べると思っている。
たとえ、相手とどんな年齢差があろうとも、ね。
だからこそ、楽しみだしうれしい。
そういうふうに、向き合える人と――学生と出会うチャンスがあることが。

先日も、卒業式前にお礼を言いにきてくれた学生の話を書いたけれど……そういうことがあるのが
教育現場なんだよね。
全員とは仲良くなれるわけじゃないし、こちらも全員を覚えていられるわけじゃない。
でも、たま~にこういうことがあるんだよね。
うれしいよねえ。

学生とのかかわりにおけるささやかな喜びは、ちょっとした「ボーナス」。
彼らの記憶からは消えるかもしれないけれど、その瞬間には彼らにも喜びがあり、感謝があり、
いただけたかるごには、それがまた新たな栄養になって明日へつながるので。
また別の新しい学生と、ゆとりをもって向き合える自分になれるので。


……。
自分の夢については常日頃、疑問を呈しながらもよくよく考えることが好きなかるごろ。
大学で働くことの意味とか、思いとかについても、年度末はとくに考えるのだけれどもね。
そういうわけで(?)、次回のぶろぐは「契約更新に思う」――の予定です。

ともかく今日この3月31日は、こんなささやかな振り返りからきた喜びと、学生さんとのかかわり
からくるちょっとした楽しみなニュースのおかげで、またあらためて自分の人生を幸せだなぁと
思ったね。
好きなことをやるチャンスにもめぐまれている。
すべてにタイミングがあることを教えられてきている。
そう。
なにがあっても、かるごはラッキーな人間♪であることに違いがないのである。

やったね!

Posted by Karugo at March 31, 2006 03:41 PM
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