不思議だなぁ、と思う。
中学生の頃は「死ぬこと」を身近に考えていたのに、いつのまにか、むしろ
「生きること」のほうに執着するようになってしまっている。
「生きること」の意味、中身が自分の中で変わっていったのだから当然だけど――。
生きることは大変なこと、という感覚はまったく変わらないのに、とても楽しくなって
きてしまった。
生きていることの喜び。
いつ終わりのときがくるかは、だれにもわからない。
ふたしかな未来ではあるけれど、確実に迎えることになるという確かな未来。
確実に近づいている――でも、今はこの道のりがとても楽しいし、うれしい。
この喜びを得るために「生かされてきた」のだろうね。
その生かされてある命を、もっともっと生かしたいと願ってしまう。
これからの10年は――って期間を限定しているわけじゃないけど――「命」と
向き合うことになるんだろうな。
もっともっと、深く。
ときには、つらい思いをしながら。