September 11, 2006

9.11

もうすぐ終わろうとしているこの日。

かるごはその当時、アイルランドはエニスという町を旅行中。

昼間はうろうろしていたため、ニュースを知ったのは夜、パブで飲んでいたときだった。
それも、あまりにも遠い話で――さっぱり実感として得られなかった。

てっきり映画のCMで、アイルランドのTVらしく(?)同じCMや番組ばかりを流して
いるのだとさえ思った。
おまけに、アイルランド人たちも「同じ映像ばかりだ」と嘆いている。
親身に事件を感じている人は、パブには集まっていなかったということなのか?
どういうことか、今でもわからないけれども。

でも、後から押し寄せてくるショック――衝撃はたしかにあったな。
じわじわじわと足元がすくわれるような、そういうスローモーションな恐怖に似たなにか。

WTCがなくなるなんて、想像つかなかった。
飛行機が多くの乗客を乗せたまま、ただ破壊のためだけの道具になるなんて、現実とは
思えなかった。
湾岸戦争を中継で見たときの、気まずさみたいな気持ちも入り混じっていて、見てはいけない
ものを見ている(傍観している)気もしてきた。
当事者たちの衝撃と傷は、はかりしれない――想像もつかない、暗い闇。

当時、アイルランドはやけにうつくしい晴れつづきだったし、充実していた時間を過ごせた。
そう。
それはそれとして、その時間の価値には変わりがないけれど、あのとき、まったくの他所事
として見ていた自分を恥じる気持ちは、ずっと残っている。
悼む思いも、年を追うごとに――大きくjなって。

Posted by Karugo at September 11, 2006 11:06 PM
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