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◆最もいとおしく、感動し、大切に思う本
★「本」を通して出会った人々の交流、「本への愛情・楽しみ・喜び」を見る往復書簡。 筆者の読書量、教養にははるか及ばないけれども、それでも本好きならばわかちあえる気持ちが いっぱい、楽しくすてきな文章でつづられている。
★院生時代かな――いつかははっきり思い出せないけど、そのときの気持ちはとってもよく覚えている。 心を慰めてくれる本を探していた日。 新宿の紀伊国屋の文庫コーナーで、ふと目にとまった。 「チャリング・クロス」のせいで。ぱらぱら立ち読みして、半分くらい読んでしまって、 それから、レジに持っていった。
★すぐに読めてしまうほどの量だけど、幾度となく読み返したくなるうつくしい本、と言っていい。
 へレーン・ハンフ編著/江藤淳訳
    『チャリング・クロス街84番地
      −書物を愛する人のための本−』
               (中公文庫)



コナン・ドイル
  アガサ・クリスティー  エリス・ピーターズ  オスカー・ワイルド 

ウィルキー・コリンズ   アン・ペリー   ロアルド・ダール   ジュール・ヴェルヌ

モーヴ・ビンキー(メイヴ・ビンチー)   ダニエル・キイス  メアリ・ヒギンズ・クラーク

塩野七生
    夢野久作  グリム童話 ゴフスタイン  シルヴァスタイン センダック

J・R・R・トールキン 
ミヒャエル・エンデ

妹尾河童
   
江國香織 
 その他  



コナン・ドイル 「シャーロック・ホームズ」シリーズ
  (新潮文庫・講談社)
「ドイル短編集」(新潮文庫)
『白衣の騎士団』(原書房)
『わが思い出と冒険−コナン・ドイル自伝』(新潮文庫)
『シャーロック・ホームズの冒険』
 (コミックス・朝日ソノラマ)
★ホームズは、やっぱり何度でも読んでしまうよ……。間違った無理矢理な謎解きなんかも 中にはあるけども。何度読んでも楽しめる。そして、何度読んでも、寂しくなる1フレーズもある……。

★あの神経質な、身勝手な行動に惹かれてしまう。かるごの中ではすてきなお方になっている……。現実にはたしかに付き合いづらそうでも、ドキドキしちゃうな。

★そして、ホームズだけでなくて、ロンドンにも憧れてしまったのだなあ……イングランドびいきの根っこみたいなものだ!

★『白衣の〜』以外の他の歴史小説もおもしろそうなんだけど、未入手未読!!


アガサ・クリスティー ポアロシリーズ
ミス・マープルシリーズ
その他のミステリ
(ハヤカワ文庫・創元推理文庫など)
★これもまたまた何度も読んでしまう。
 アフタヌーン・ティーにはまるきっかけにもなったし、鉄道の旅のろまんも……そして、さらにイングランドびいきになっていったというわけ。

★たいしたことはないが、そろえるにあたってのエピソードもいくつかあったりする。
 たとえば、「青列車の謎」と「ブルートレイン殺人事件」……邦題が違うので買いそろえてしまったりもしたオマヌケなかるご。
「書斎の死体」はなぜか2冊買ってしまったし、「パディントン発4時50分」は新幹線で失くしてあらためて買った。 「そして誰もいなくなった」は友達に貸したらなくなった……。
いつも「なにを買っていないか」わからなくなる。 果たして完璧にそろう日がやってくるのだろうか?あやしいものである。

★昨年は幻の短編集といって『マン島の黄金』も単行本で出ている。
マン島、行きたい。



エリス・ピーターズ 「修道士カドフェル」シリーズ
(社会教養文庫)
★NHK-BSでのドラマ放映がきっかけで買いそろえてしまった。ミステリと同時に中世イングランドの世界、主人公の「信仰」ぶりも楽しめる。

★中世イングランドの生活がおもしろそう、とちょっとろまん。そう、このあたりから、「中世・城ろまん」が……。

★1997年、ゆかりの地シュルーズベリへデイトリップした。こぢんまりして中世のかおりの残るすてきなところだった。
また行きたいな。


オスカー・ワイルド  『ドリアン・グレイの肖像』
 『幸福の王子』
 『サロメ・ウインダミア卿夫人の扇』
     (新潮文庫)
★。『ドリアン・グレイ…』、読んだときの衝撃?感動はたまらなかったなあ(友達に貸したきり帰ってこないのだけどね)。
なんだろう。高校時代、芥川の『地獄変』に心酔していた頃だからかなあ???



ウィルキー・コリンズ 『夢の女・恐怖のベッド』
『白衣の女』(岩波文庫)
『月長石』(東京創元社)
「ウィルキー・コリンズ傑作選」(臨川書店)
★はじめは短編集をたまたま手にとって興味をもち、それから同じ岩波文庫に『白衣の女』というタイトルが入っているのに惹かれた。買ってみたら(上中下巻だった!)おもしろかった。

★アン・ペリーに惹かれたのと同様に、19世紀周辺のイギリス階級社会のひずみを垣間見ることのできる作品が多いからかしらん??

★翻訳されているものは実に少ない。おかげで今、臨川書店から出ている全集をそろえはじめている……。




・ウイリアム・モンクシリーズ
『見知らぬ顔』『災いの黒衣』
   (創元推理文庫)
 "Sins of the Wolf" 
 "Defend and Betray"
 "Cain his brother"
 "Weighed in Balance"
 "Silent Cry"
 "Whited Sepulchres"...

・トーマス・ピットシリーズ
『娼婦殺し』(集英社)

★きっかけは「乙女の祈り」という映画。

★ヴィクトリア王朝ロンドンが舞台の、かなり硬派な ミステリ。 かるごはモンクシリーズが好き。 事故で記憶喪失になった警部で、記憶の断片を集めながら眼前の事件に挑んでいくという設定。 彼の正義感と融通のきかなさが、なんだかよくて。またお互い反発したり、同じ正義感を持って 事件解決に協力しあうヘスターとの掛け合いがおもしろくて。

★翻訳されないようなので、ムリムリにペーパーバックに挑戦しているかるごであった。最近のおきにいり。

★ピット警部のほうも、登場第一作から翻訳してくれればよかったのに、と残念。
ひとまず、モンクシリーズを制覇してから、挑もうと思っているとこ。


ロアルド・ダール 『あなたに似た人』
『キス・キス』
『王女マメーリア』
『ロアルド・ダールの幽霊物語』(ハヤカワ)など
★阿刀田高の本から、"奇妙な味"元祖のダールの存在を知る。

★だいたいが短編であるところが、なかなかありがたい。「幽霊物語」は彼が収集した他作家の傑作集だけど、よくぞ見つけたって感じ。



ジュール・ヴェルヌ 『ミステリアス・アイランド』
『地底旅行』
『アドリア海の復讐』
『海底2万里』
『チャンセラー号の筏』など
   (集英社、東京創元社)
★NHK教育でやっていた「ミステリアス・アイランド」が きっかけ(原作とはちと違っていたけど)で、集英社文庫のシリーズをあらかた収集。

★読みやすいし、『アドリア海〜』は『モンテ・クリスト伯』のようなわくわくも。『チャンセラー号〜』は秀逸と思う。


メイヴ・ビンチー

『銀婚式』
『祈りのキャンドル』
『グラス・レイク』
『イヴニングクラス』
『サークル・オブ・フレンズ』
『イブニングクラス』
『タラ通りの大きな家』
      (扶桑社文庫)

『ライラックバス』
      (青山出版社)
『クリスマスの食卓』

★エリさん・びっけさんご推薦から、ちょいと気に入ってしまった。『サークル…』は映画のみ知っていたのですが――『イブニング…』と『サークル…』は現在注文中。

★ 誰もがいろいろな真理を実感しながら生きていることだろうけれど、それをシンプルに、けれども生々しい現実のことばにするのはなかなかできないこと。描かれる人々がとても「生々しい」のだ。活き活き、というのとは少し違うの。生々しさ。

★ 単にアイルランドだから、ということではなくて――いや、公平にアイルランドを描いているところもすごいと思っているけれど、なんだか気に入ってしまったなぁ。

塩野七生 『ローマ人の物語』
『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』(新潮文庫)
『ルネサンスの女たち』
『緋色のヴェネツィア』
『銀色のフィレンツェ』
『黄金のローマ』(中公文庫)
★読みごたえ抜群。
チェーザレ・ボルジアは川原泉のマンガで興味を持って買ってしまったんだけど、 それからちょっと買いまくってしまった。

★歴史家のたしかな資料から描かれるイタリアは、おもしろい。『ローマ人の物語』は一年にいっぺんの刊行だが、父が読んでいるのでひとまわりもふたまわりも遅れて読んでいるが、いまだ2巻を終えたばかり……。


夢野久作 「夢野久作」全集
    (ちくま文庫)
★最近はちっとも開いていないけど……けっこう雑な文章でもあるけど、むさぼり読んだ。

★しかも、やはり久作好きの友達とQ-sacKツアーと称して、福岡へ旅したことがある。久作の生原稿を読みに行ったり、作品に出てくる姪浜で過ごしたりした。もちろんポケットには彼の本……。
思い入れある、感慨深い作家。



高橋健二訳 グリム童話全集1-3 ★童話の原点。そして、かるごにとっての"グリム童話"はこれでしかない。平易版だろうがオリジナル(残酷版)だろうが、これが基本。 小学校のときから、繰り返し読んでしまうだいじな本だわ。

★とくに、地面の車輪跡にバターを塗ってやったり、チーズなんぞにダンナを迎えにやったりする奥さんの話が好き。

ゴフスタイン 『作家』
『画家』
『おとなりさん』
『ブルッキーのひつじ』
『わたしの船長さん』
★えほん。
線のほそさ、削りたてのえんぴつのような気持ちよさ、やさしい水彩。
かるごだいすき。

シルヴァスタイン 『ぼくを探しに』
『Big O』
『おおきな木』
★……じっと考えちゃうよね。どれも。
ことばとしても、ものがたりとしても。

センダック
『かいじゅうたちのいるところ』などなど
★こどもがちっともかわいくなくってさ。
 でも、かいじゅうがかわいいんだよ。。。



J・R・R・トールキン
 /瀬田貞
二訳

 

 『ホビットの冒険』
 『指輪物語』
★トールキンは母が始まりで、かるごは『シルマリル』はまだ手をそめておらず。
ともかく、瀬田貞二の訳本が日本語として大好きなので――これはワンセット。


ミヒャエル・エンデ

 

 『はてしない物語』
 『モモ』
 『遺産相続ゲーム』
         などなど
 
★映画にもなったけれど、「モモ」のほうが原作にわりかし忠実だったと思うな。


メアリ・ヒギンズ・クラーク

 

 『暗夜に過去がよみがえる』
 『子どもたちはどこにいる』
 『クリスマスイブの追跡』
 『月夜に墓地でベルが
             鳴る』
 『揺りかごを揺らす手』
 『リメンバーハウスの闇の中で』
    (新潮文庫)

★。★「月夜〜」は祖母の家に行くとき、暇つぶしに妹が買った本だったが、結構楽しめるサスペンスだった。これがお気に入り作家コーナーに「脱出」するかどうか、これからにかかっている。


妹尾河童 『河童が覗いたインド』
『河童が覗いたヨーロッパ』
『河童が覗いた日本』など
         (新潮社)
『河童のスケッチブック』
        (文芸春秋)
『少年H』
★インドに行く前に、まきちゃんに薦められて読んだのだ。それからはまった。
 河童本、なんでも買うようになった。

江國香織 『きらきらひかる』
『つめたい夜に』
『こうばしい日々』
『すいかの匂い』
      (新潮文庫)
★きれいなことば。さっくり、でも美しいだけではなくて。なにげなく現実が、事実が織られている気がする。
でも、自分がなにかを書こうとしているときには読めない。読んではいけないと思ってしまう、それくらいすてきな文章を書く人と思っている。

★新聞の書評で「少女小説」 というカテゴリーになると思う、というのを読んだ。なるほどね。



ダニエル・キイス


『23人のビリー・ミリガン』
『ビリー・ミリガンと23の棺』
『心の鏡』
『アルジャーノンに花束を』
      (早川書房)

★学生時代、多重人格障害についての本をいくつか読んだことがある。どこかの図書館で借りた『もうひとりの私』(とかいうタイトルだったような)とか、「イヴ・ホワイト」という女性の話を読んだりして。で、なんとなくビリー・ミリガンも気になったってわけで――実はダニエル・キイスはそこから入ったの。

『アルジャーノンに花束を』は、『心の鏡』に所収のもともとの短編のほうがいいと思う。たしかに長編のほうが、もっといろいろ書きこめたのではあろうけれども。


その他

ジョンストン・マッカレー
  『怪傑ゾロ』
   (角川・創元推理文庫)

レ・ファニュ
  『吸血鬼カーミラ』
      (創元推理文庫)

クリストファー・マンガー
  『ウェールズの山』
     (扶桑社文庫)

ジェイムズ・ロング
  『ファーニー』
    (新潮文庫)

ウィリアム・トレバー
  『フェリシアの旅』
   (角川文庫)



ケイト・チャールズ
   『災いを秘めた酒』
    『死のさだめ』
    (創元推理文庫)

★……なんかね。物語に飢えているときは節操がないっていうか。

★ゾロはテレビアニメがきっかけだったんだけど、手に入れるのが大変だった。当時創元社からしか出てなかったのに絶版で、やっと見つけた図書館で弟に借りてきてもらったら、一日で読めてしまう。でも全コピー。なのに、映画化されて角川から出るし、創元社も再版するし。なんだったんだろう……。

★カーミラは「ガラスの仮面」がきっかけ。見つけてから買うまで10年近く経っていたのに、これは絶版にはなっていなかったなあ。

★「ウェールズの山」は、映画が大好きだから。文庫で出ていたのもノベライズじゃなかったし。

★「ファーニー」は平積みで何気に手にとった、にしてはアタリだった。歴史ろまんとしても魅力。

★「フェリシア〜」は映画を見たこともあって。でも、映画と原作とではフェリシアのさいごが違う。どちらがよかったかと聞かれたけれど……これは、どちらも評価できるかな。 原作のテーマというか軸は決してはずしていないし。読後感も鑑賞後と同じ、ゆっくり消化型。


★「災い〜」はびっけさん推薦。読み応えありのミステリときいて手をのばす。2作目を読んで1と3のギャップが埋まったら、お気に入り作家コーナーに脱出するかもしれない。



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