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[2008-01-27]

本はとまらない誘惑。
活字の色、紙のにおい、ページを繰る音。
どれもこれも心地よいものに出会いたいよね。

かるごの読書めも2008 [2008・01・01]

かるごの読書めも2007 [2007・12・07]

かるごの読書めも2006
 [2006・12・24]

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かるごの読書めも2002
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かるごの読書めも2001 [2001・12・29]

かるごの読書めもりー
[準備中]
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まんがほんだな
[2002/01/03] 
おんがくばこ
[2002/01/05]



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READING MEMO(2008/01/01〜12/31)
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Books Data
Karugo's Reading memo
2008/01/25 エリン・ハート
 『アイルランドの哀しき湖』
アイルランドが舞台の、考古学ミステリ?
考古学、というのか、なんというのか。
たっぷり湿原ムードと、古代の謎とからめて――重いんだけど楽しみましたわ。
読み応えあり。
2008/01/15 島田壮司
『斜め屋敷の犯罪』
とりあえずこれで島田壮司はいったんオヤスミにしよう。
おもしろいのだが、ちょっと疲れてしまった。
手の込んだトリックは、最近ちょっと重いのだ。
2008・01・01 島田壮司
『占星術殺人事件』

いや〜〜〜〜〜〜
読みづらかった。
冬休み島田壮司まとめ読みと思って借りてきたのだけど――これは読みづらかった。
結局、1週間以上かかってしまったよ。
前2作が結構スラスラ読み込めたから、期待していたのだけど――読む順序を間違えたかな。
ある意味間違えてはいないのか。
うーん。
島田壮司は面白いしスゴイと思うが、これは――かるごの好みではないというだけの意味ではあるけれど、読めなかったなあ。。。。

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READING MEMO(2007/01/01〜12/31)
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Date
Books Data
Karugo's Reading memo
2007/12/13 島田壮司
『異邦の騎士』

なるほど!!

これは・・・・・・・・・なるほど!

としか書けません。

2007/12/12 島田壮司
『御手洗潔の挨拶』
これくらいの軽快な読みきりが好きだ。
でも、最初の1編はせつなかったね。。。。
2007/12/7 G.K.チェスタトン
 『ブラウン神父の童心』
これは今まで読んだことがなかったのだが。ミステリの歴史では有名だったのに。
なるほろね。短編だからと思って借りたもの。
訳との相性は、かるご好みではなかったので、ぐいぐい読みすすめていける感じではなかったのでちょっと残念ではありましたが――なかなかおもしろいシリーズだったんですね。トリック的に。
2007/11/27 八木澤京子
 『野面の風』
本の森でいただいてきた本。
これは、ごくごく一部。壮絶な「夫の実家」との確執のごくごく一部。
なにげないつづり方だけど――そしてそれは決して上手ではない書き方ではあるけれど、そこにあらわれていない現実を想像すると、これはなんと洗練された簡潔な表現だろうと思う。
ただ、こんな漫画的なといえるくらい極端に「非人間的な」実家の家族たちが描かれると、性善説を思う自分にはつらいな〜〜。
とにかく――おつかれさま、といいたいです。子どもたちが、ほんとうにそれでもすっくり育ったというのは、なんて幸せなんでしょう。
2007/11/25 P.D.ジェイムズ
 『罪なき血』
図書館にて発掘。
まぁ、感情移入はちっともできず――淡々と進んでいく、絡み合うミステリ。
がっかりはしなかったけれど――感情移入できる登場人物がどこにもいないと、結構つらいもんです。
2007/11/06 東野圭吾
 『 容疑者Xの献身』
貸し出し中だったのが、やっと戻ってきたようすだったので借り出した。
決して幸せな話ではないけれど、面白いトリックだった。
これが探偵ガリレオなんだねぇ。
なるほろ〜。ちょっと興味。
2007/10/05 ピーター・トレメイン
『幼き子らよ、我がもとへ』
フィデルマに感情移入するのは、すごく難しい。
親近感を覚えやすいタイプではないからね。
物語としては、7世紀アイルランドの風俗とか現実?とかを感じるのに十分。
残酷さも、悲しさも。
人間はそうそう変わらないものだなぁと悲しみを覚えるのである。
タイトルに即しているかどうかは、またちょっと微妙な気もしたけれど――。
フィデルマシリーズ、おもしろいけど、カドフェルのほうが人間的に好きである。。。。
理屈っぽい人間のとっつきにくさってこういうことなのかしら――知識や賢さは足りないが、かるごもそういうこと??
2007/09/30 乃南アサ
 『駆けこみ交番』
若者言葉は活字になると、ほんと、読みにくいッス。(^^;
言文一致、に近いといえばそうなのかな。
まあ当然ながら、 なかなか感情移入しにくいし、なんとなく、うすっぺらく感じてしまうのだった。
それは、かるごの差別意識かもね。あとは本の中心にハマって読みたいという癖があるのに、その癖が発揮されることにはならなかったということだけなんだよね。
まぁ、最後まで読むと、一つに繋がる――というところが、ドラマとしてはおもしろいだろう。
やっぱり、若くないということなのかもしれないけれど……「厚み」を求める。
ことばにも。
2007/08/25 小池真理子
 『墓地を見おろす家』
愉快ではないし、終わりも残念だけど――読みではありました。
こんな目には遭いたくないけれどね。。。
でも、宗教もなにもあったもんじゃないね。奇妙な危機感、というか喪失感です。ふぅ。
2007/08/23 東野圭吾
 『どちらかが彼女を殺した』
見事ですね。
手がかりは投げ出されているのです。
同じように、調べることができ、同じ条件で手がかりを「見る」ことができる――一点をのぞいては。
文庫本になったときに削られた一語で、ほんとうに推理を働かせなくてはいけないという、ミステリの形。
動機やなんかは弱いけど、読ませる手法としてはすばらしいとおもいました。
2007/08/20 松井今朝子
 『吉原手引草』
浮き彫りになる「事件」、人間模様、吉原の生活(風俗)。
はじめはキツイなぁと思ったけど、だんだん慣れてきて自分の目の前にその風俗が広がる感じだった。
最後はあっけない気もしたけれども、この歯がゆさが時代物ならでは、かも。
2007/08/15 しげひろ
『オアシス』
福井の詩人、しげひろさんの5冊目の詩集。
なつかしい、ことばの数々。
ずいぶんと洗練してきたなぁって思いました♪
元気をありがと。
2007/08/14 若竹七海
『遺品』
大学からあてどなく借りてきた本。
読みでのあるホラーではありました。
2007/07/28 『お伽草子』 ちくま文庫の、現代語訳。
おもしろかったねぇ。読み直してみると、あらためて想像力が刺激される。
2007/04/30 佐藤雅彦
『四国はどこまで入れ換え可能か』
これは、ぜひ、みな「ながめる!」べきである。
とてもすてきな本である!
弟part2に借りたが、自分でも買うことにしたよ!!
えっへ。
2007/04/16 唐沢寿明
 『ふたり』

文庫化したのをついつい買ってみた。すらっと読めた。
これはこれで非常におもしろかった。
なるほど、といろいろ合点がいった部分がある。
有頂天ホテルや、ラヂオの時間を見て漠然とかすかに感じていたものの正体をつかんだかんじで。

2007/04/16 大塚英志
 『くもはち』

これは、おもしろかったよ。
怪談、明治期文学に興味のある人にはオススメです。
マンガ原作者の著作ってことでどんなものかと思っていたが、いやいや、「軽いだけ」なんてイメージはどこにもないのだ。
おもしろい!

2007/03/28 三浦綾子
 『千利休とその妻たち』
あんまり利休には興味なかったのだが――なんとなく、秀吉に媚びた金満家というイメージがあって。
でも、この小説ではちょっと違うとらえかただったかな。
茶の湯のおもしろさ、めざしたもの……キリシタンとのかかわりも妙に納得できたりした。
あっというまに読めてしまった。
2007/02/01〜 アガサクリスティ再読
 『ビッグ4』
 『ゼロ時間へ』
 『ヘラクレスの冒険』
 『七つの時計』
 『リスタデール卿の謎』
 『書斎の死体』
 『なぜエヴァンズに頼まなかったのか』
 『謎のクィン氏』
 
ま・あえて書かなくてもいいよね。。。。
小学生以来ずっと手放していないハヤカワとか講談社とか、とにかくクリスティーものをあさって読み直しておりまするのさ。
2007/1/17

河井道
 『わたしのランターン』

遅ればせながら読んでみたよ。
2007/1/13 榛野なな恵
 「卒業式」
コミックスです。
淡白な絵なのだけど、どれもストーリーがすごい。
深層。
ココロの深層。
女子学生の意思が生まれたり、主張されたりする過程がおもしろいです。
絵が淡白すぎる気がするんだけど――でもそれもいいか。「早春賦」が結構好きだなぁ。
2007/1/9 verb
 『遺書』

若くして自殺した5人の遺書を通して、それぞれのエピソード、後日談、遺族の気持ちも含めて簡潔にまとめてある。
ニュースで報道されて、「あ・知ってる」という「いじめ」による自殺者もあり。
手の届かない死。
疑問が消えない死。
原因になった「人」は、自分のことだとわかっているだろうか?悪いとは思わずに、また別のターゲットを見つけただろうか。
もしも。もしも、自分だったら。
もし自分に子どもがいて、子どもがその立場にあったら。
しかし「いじめ」――なんて変なカテゴリができちゃったな。
病名がついて、診断範囲が決められるのに似ている。
ここまでやったらいじめで、ここまではいじめじゃない、なんて本人のとらえ方一つで変わるもの。
途方に暮れるところもあるね・・・・この問題は。

2007/1/8 アガサ・クリスティー
 『ゼロ時間へ』
ひたすら再読。
このあとはビッグ4です。

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READING MEMO(2006/01/01〜12/31)
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Date
Books Data
Karugo's Reading memo
2006/12/30 アガサ・クリスティー
 『忘られぬ死』
 『パディントン発4時50分』

これは、暮れのマープルもの・ポワロものの放映と、榛野なな恵のマンガの影響でね、再読しようと思ったのです。
やっぱり何度でも読んでしまうのよね・・・・。
マープルものは、やっぱりジョアン・ヒクソンのほうがいいなぁと思ったりしつつ――そんなこんなで。
種明かしよりも、ひとりひとりのドラマがおもしろいです。似たような仕立てでは、短編「黄色いアイリス」のほうが、かるご的には好きなんだけどね。

2006/12/24 ドナ・クロス
『女教皇ヨハンナ』
史実かどうかは別として、教会政治・権力のドロドロ、理不尽をよく感じられる本。
ベルばら的なロマンスの終焉。
歴史状況、「女性にとっての学問」「女性の立場」を見ると、今がいかにようやく進歩してきたのかと思わされ。
ひとつひとつの考えに憤り――かるごは、果たしてその時代下で(たとえば知識欲に目覚めるチャンスがあったとして)どのような選択ができただろう?と想像する。
ふぅ。
それでも「教会」には、いまだ女性の入り込む余地の少ない場所が多くあるように思えるけどね。
2006/12/10 伊丹十三
 『ヨーロッパ退屈日記』

妹から借りていて、ずっと拾い読み状態だったんだけど、やっとまとめて読んだ。
ほう。いいねえ。
ジャギュア、カヴァ、タクシード。こだわりの表記と発音ね。これはわたしが生まれる前の、伊丹十三の処女作らしいんだけど―― ふとしたところに「あ。これは今のわたしもそう感じることがあるよ!」とニヤリとしちゃう考えが書かれてあるのもオモシロイ。
なんてことない、けどそれこそ「ヒューマー」の効いたエッセイである。なんとも、奇妙に癖のある味わい。
レッドブレストを飲むときに似た味わいだね。
香りから想像される味とは違う味の、ウイスキー――けど、うまいんだよ〜。

2006/12/4

松本清張
 『駅路』

時代背景はだいぶ昔なんだけど――コンパクトな物語集で。最後の1篇は異質?な感じがしたけど、おもしろいなぁと。
真新しいなにかがあるわけじゃないけど、やっぱり風格というかなにかあるよね、清張らしさが。
同じプロットで、あれ以上読ませる作品には、なかなかないだろうねえ。
実家で見つけて借りてきたんだけど、期待を裏切らないね。松本清張・・・・・

2006/11/25 ポール・ドハティ
 『毒杯の囀り』
中世イングランドが舞台のミステリ。
おどろおどろしい描写――中世「臭」をプンプンさせて展開する物語であった。
飽食な好色な犯罪?
どぶのニオイもしちゃいそうな、じめっとした風俗を感じる。「捜査員」がやたらに冷えたワインを飲むので、ワインが飲みたくなってしまったよ。
「ツマミ」によいストーリーなんかじゃないのに。
……真新しいところが何かあるわけじゃないけど、読み進める楽しみはあった。が、最後の解き明かしは、やや拍子抜けだったかな〜。
2006/11/10 ピーター・トレメイン
『蜘蛛の巣』

7世紀アイルランドが舞台の、ミステリ。修道女であり裁判官・弁護士であるフィデルマのシリーズものらしい。
5作目に当たるらしいけど――。
まぁ、そういう流れは関係なく読めたかな。
カドフェルシリーズより、よりなじみにくい文化が背景ですから(なにしろ5王国時代のアイルランド。初期キリスト教文化時代)
内容や、法律のやりとりが――いわゆるわたしたちの常識とちょっと違う(かけはなれてはいないが)、ともすれば屁理屈ちっくに見えなくもないが。
隠者ガドラが出てくるあたりから、いろいろなことを考えた。つまり「宗教」とか「信仰」とかについてね。
本編とは違うところでも十分に「古代アイルランド」を味わえる一冊でしたな。

2006/10/13 野口恒
『東京ディズニーランドをつくった男たち』
隣席のTさんにいただいた本。
おもしろかった〜〜〜。
結局は「人」の力だけど、それが結集するとこういうことができるんだね。
高橋、坪井ともに、お互いがいなくては成り立たない拮抗関係のような気もするし。熱意とライバルの存在―――などなど すごくいろいろ考えた。
2006/09/18 ピーター・トレメイン
  『アイルランド幻想』
びっけさんに借りたのだが、これはすてきな本であった♪実に実に、アイルランドらしさがたっぷり!「アイルランドを感じる」ことのできる一冊だったなぁ。
すばらしい〜〜〜。
深みのある、そしてアイルランドへ飛ばせてくれる「力」のある描写に、参りましたな!ん〜〜満足!
自分でも買おう。。。
2006/09/12 大石英司
 『神はサイコロを振らない』
TVドラマの原作ということだったが、どうやらまったくべつの脚色がされたらしいね。
TVは見逃したからわからないけれど、結構おもしろく読んだけどな〜〜。
その中のだれに共感するというわけでもなかったから、そういう意味ではいつもみたいに「どっぷり中に入る」本ではなかったけれど――といって、傍観者一辺倒でもない。
漢字表記(経験が“無い”、とか表記するあたり)に、かるごが少々不慣れなものもあったけれど、読みづらい文章ではなかったし。
いろいろな人の人生が、ほどよくちりばめられていておもしろかったなと思う。ひとつひとつに深みがないとかいう批判をどこかで読んだけれど、そこに重きがおかれているのとはすこし違ったのではないかと感じる。
わたし自身は、解ききれないタイムパラドックスを、しかし迫り来るであろうタイムリミットを前に、「いかにひとと生きるか」というような思いを感じた。
過去死んだはずの人間が、時間軸のひずみの合間で生還したという設定での現代で、死ねるのか――などという疑問がきょうみぶかかったからね〜。
2006/08/31 石持浅海
 『アイルランドの薔薇』
んー。
設定はおもしろいし、本格的な展開はよかった。題材の取り上げ方もなかなかないよね。
中盤で 北アイルランド問題をまとめて紹介させるところも、絶妙で親切。
ただ、少々描写に欠けていて、謎解きにかかる時間感覚が共感 できなかったこと、アイルランドの空気が伝わりきらなかったこと ――文章のスタイルが好みでないせいも、おおいにあるが――など、ちょっと残念な読後感。
バラエティに富んだキャスト設定も、一人ひとりが雑な存在で 終わってしまったかな〜。
ストーリーと関係ないところでひっかかり、軽い失望があったのは――著者の意図するところでもないと思うが。
すまぬですが……。
でも、もしアイルランドに思いのある作家さんなら、もう少しアイルランドの香りをただよわせてもらったら、すごくそれらしい作品で味わえたのではと思ったのよね〜。
思いのない作家さんなら、さもありなんかな、と。 そういう感じの文章だもん。

それにしても、文庫版p185の終わり4行目、校正見落とし……残念だよね。
「へたり込みそうになるのwジェリーが支えた」
               ↑
   このまま出版されちゃっているのはどうなんだろ。

2006/08/25 トマス・H・クック
 『心の砕ける音』

いろいろなものがかぶるような、でもトレースした紙のように別々の出来事だったり――人物だったり。
ゆっくりとした、もどかしいような展開でしたが。
そして、ほんとうに、「なにかが砕ける」音が聴こえたかのような気がしたおわりだった。
ああ、この夏はどうしてこんな感じの「作品」にばかり触れているんだろう。というか、こういうココロ状態だったのかな〜かるごが。なんでも、こういうふうに静かにシンミリしちゃって……トホホ。

2006/08/16 鈴木光司他
  『クリスピー物語』

ネスレのお菓子「クリスピー物語」と抱き合わせで売っていた文庫本。

6人の作家の短編集、です。
ふむ。
全部が全部書下ろしではないようではあったけれども・・・・おもしろいもんですね。こういう、お菓子と抱き合わせ企画。でも――文庫の内容を読むと、子ども向けじゃないんだな〜って思った。

2006/08/10 辻仁成
 『海峡の光』

いや〜〜〜〜文章はすてきだ。
無駄な、大きすぎるドラマがあるわけでもない。
どうということもない切り取られた「時間」を描いた本。
かつての優等生との立場――が逆転したのかどうか。
なんとも沈む思いにとらわれてしまった一冊だった。
リアルともいえない。
うまく入り込めなかったのは、主人公が「男性」だから、ということだけではないだろうなあ。
函館が舞台の、一冊だったけれど――気候をすごく感じる小説ではあったな。

2006/08/07 ル・グウィン
 『闇の左手』

かるごはニガテなんだが・・・・スペースファンタジーは。
とおもいつつ借りた一冊。
でも、SF、というにはあまりにヒューマンだ。
というと、かるごがSFに対してやや偏った理解しかもっていないことがバレバレだね・・・・・・・
なんとなく。
もどかしいような、「異世界への戸惑い」――がリアルなところもあって。
固有名詞には参ったけれども、でも、エッセンスは読み取れたと思う。。。。のは気のせいか?
『ゲド戦記』もこんなかんじなのかな〜〜〜世界観は。

2006/07/06 高野和明
  『K・Nの悲劇』
あんまりにも重くておどろおどろしさがあって、ゆっくり読み進める感じの話しだったなぁ。
でも、ちょこっと救いがあって――でも芯は深いなあって思った。
タイトルはほかになんかなかったかな?とも思うけれどね。
なんだろうね。
力強さ。
「質感」があるストーリィであり、登場人物なんだよね。
奇妙に現実的で。
ワクワクする楽しさはないけれど、痛みを覚えたり自問したりしながら、読んでいった一冊。

2006/06/27

高野和明
  『グレイヴディッガー』
久しぶりに。
このあいだブックオフで見つけて買ったやつ。
そういうわけで、結構疾走感ある――話でした。
人情もまじえて、というのか。
なるほろ、このひとの切り口は意外とヒューマンだったのだなぁ、とも。
純粋におもしろかったよ。現実には起きて欲しくないような内容だけどね。八神になれば、おもしろい(?)と思う。単純に。
2006/05/27 メアリ・ヒギンズ・クラーク
 『20年目のクラスメート』

すごいね〜〜毎年一冊必ず出てくる。
久しぶりに1冊読了しました。。。
いつもながらの流れではありますけど、やっぱり読ませてしまうのよね〜〜〜。
ヒロインがヒロインらしくならなくなってきたところが、変わってきているところかも。
成功者だけど――スーパーウーマンではないとでもいうような?
犯人側の描写が増えてきたかな。。。っていうか。
軽いけど、決して薄くはない――読めるサスペンスでした。

2006/04/21 中谷彰宏
 『入社3年目までに勝負がつく
      77の法則』

隣席の同僚さんからいただいた本。
かるごはこの手の本は、自分じゃ絶対に買いません。就職活動というものを経験したこともないので――この人の名前はよく知っていたけれど――本を買ったことはない。
「プレッシャーになってもいけないから、なかなか人にはあげられない本なんだけど」と言ったうえでくださったのだが、たぶんかるごはそういうプレッシャーを受けないと判断されたということであろう。っていうか、かるごが「がんばるよ宣言」をしたから、だな〜。
書いてあることは、ごくごく基本的なこと。 読めばみんな、「なーんだ」って思うかもしれない。
でも、気をつけなきゃと思う。「知ってる」とか「自分もそう思っている」っていうのは、安心で終わってしまう場合がある。 読んだことで安心したり、自分はわかってる、と読み流してしまう危険がある。
逆に、自分はこうして77つの法則を上げられるほどの経験則をつんでいるか。知ってはいるかもしれないが、自信をもって人に伝えられるだけの経験をしているのか。
そういうことをあらためて思わされた。
どうってことのない、難しいことのない法則。でも、これを人に伝えるところまでにするには……。
かるごも「知ってる知ってる」で終わらせたくない。あらためて、きちんと心がけていこうと思うことがいくつもあったよ。
ちょうど3年目に入るから、この一年でどれだけまたがんばれるか、自分自身も楽しみにもなったな。

2006/04/08 布袋寅泰
  『秘密』

弟part2から借りた、布袋の半世紀。
プライベートにとくに興味があるわけじゃないし、音楽もよく知っているわけじゃないけれど――でもBOΦWY時代のエピソードなんかは、まさに表舞台に上がってからしか知らなかったからおもしろかった。
「人真似でないスタイル」の貫き方や、結婚離婚・そして再びの結婚についての話――音楽を通しての出会いやエピソード。
メディアに載っていたことだけしか知らず、鵜呑みにしていた自分だったから、なんとなく謝りたいような気もして。
まだ続く夢。
いいな、と素直に思って――また違った角度で彼の音楽を聴けそうな気がしてきたよ。

2006/03/23 エリン・ハート
  『アイルランドの柩』
びっけさんから借りた本。
考古学的なミステリも含めたサスペンスタッチの物語。
時が止まったみたいなアイルランドのようすとか、泥炭地の雰囲気――ウェットなアイルランドが伝わってくるおもしろい本だった。
人物への感情移入はちょっとできなかったけれどもね。
あいるらんどシックな頃には、ちょうどよい一冊でした。
2006/03/16 佐木隆三
 『死刑囚 永山則夫』
なんで突然今頃これを読もうと思ったのか。
たまたま地階で探し当てた本をカウンターに持って行く途中、見かけてとってみたという次第。
なまえは知っていたけれど、詳細をまったくしらなかった。この本はあくまで「小説」という立場みたいだけど……いずれにしても、永山則夫の書いたものを読んだこともないからなんとも言えないけれど、、、、でも、理解できないなぁ。
変容ぶりとかも。審理が長すぎてもよくないし、十分に審議される必要もあるだろうし。
2006/03/12 鈴木光司
  『仄暗い水の底から』
夫ぎみが持ってきた本の中にあった。
短編集はやっぱりいいねえ。読みやすい。
東京湾の「水」でつながる、ばらばらの物語。さすがの読み応えで、充実していたよ。
解説はどうかな?と思うところありでしたが。
結局1ページ読んでやめてしまった。
作家(作者、ではない)による解説って、なんか伝わらないときがあるね。
別にいいやと価値をもてなくて。
物語をつむぐ人が、現実をストレートに解説するのにふさわしいわけじゃないんだ――ってこれは本編には関係のない感想である。
2006/03/10 アーサー・ヘイリー
 『ホテル』
社長ご推薦の1冊。
経営状態最悪、買収目前となったセント・グレゴリー・ホテルでの物語。
一人ひとりの人生模様が垣間見え、どのようにつながるのかはなんとなく想像がつく。いっきにエレベーターで終結するあたり、現代的というかハリウッド的というか?
でも、おもしろなぁと思ったのは、ホテルとは?という素朴な意識がちらちらと沸き起こってくるところ。
自分にとってのホテル、ホテルマンにとってのホテル。
どちらも夢を描くにじゅうぶん足る場所であるよね。
ちょっぴりミステリ。ちょっぴりサスペンス?
新生セント・グレゴリー・ホテルには行ってみたい気も。
2006/02/27 『モスのココロ』 モスバーガーふりーくのための、モスバーガーぶっく。
すばらしい♪♪♪♪
店であったエピソード、それがまたとてもココロなごむんだよね。。。。うふふ。
2006/02/15 鈴木光司
『シーズザデイ』
不思議な物語。
最後月子はどうなったのか気になるところだけど、自分にとっての「目標達成の恍惚」を味わうチャンスをはらんで旅発つ娘の姿を、かるごはわりかしおもしろくよみました。
2006/02/03 坂東真砂子
 『死国』
これもまた不思議な・・・・・というか、じっくり和風ホラーでした。四国と死国か。
日本のありようというか、そういう神話の部分に触れるような触れないようなスレスレの怖さ。古事記か……。
なんとなくね、 どうして、これが信仰として定着してこなかったのだろうかという側面をいろいろ感じたかるごです。信教にかかわらず、実は潜在的には皆、その恐れを抱いているように思うが。
2006/01/29 恩田陸
 『球形の季節』
なんか不思議な小説だった。
でも、たしかにそういう「場所」があることを空想した時期があったなぁ、と奇妙な既視感があった。
ただ、どことなくふわりと逃げていく、ひんやりと冷たい刃になでられたような「不気味さ」が残って、ここんとこ読んでいるものの重さから完全に抜け切れなかったなあ。
でも、この次は『死国』を読む予定なんだよね……(^^;
2006/01/26 東野圭吾
 『秘密』
ふーん。。。。なるほどね。「秘密」の意味がいろいろ――ラストが、まさに大きな秘密なのだろうけれど。
男性はどう読むんだろうね。平介に共感するんだろうか。
でも3作読んで、描かれる女性はさまざまなんだけど――職業やおそらくは容貌――なんとなく、共通項があるような気がする。。何、ってはっきりわからないんだけど、なんか「視点」を感じる。
それにしても、かわいそうな?なんとも、やりきれない行き場のなさの残るお話だった、と思う。
そうそう……どうでもいいことだけど、「なんで味噌汁を食べる一連の動作がこんなにも微細に描写されているのか?」という疑問に始まり、ところどころ書き方がカタイ感じがしたっていうか、なんかとってつけたようなという部分があったかなあ。ノベライズちっくなタッチだったのかなあ?
そろそろかるごは幸せなお話を、読みたいらしい。だから素直に没頭できなかったのかもしれない。
それでもこの人の本は、先へ先へといかせる何かがあるかもな。不思議な力。
2006/01/22 東野圭吾
 『百夜行』
ドラマは観ていません。キャストを見て自分の読書想像がせばまってしまって後悔している。
しかし、ほんとにまったく共感できるところのない登場人物たちのあり方に首をかしげてしまった。
とはいえ、これは物語ならでは、そのひとの裏行動を見せられているからそう思うのであって、知らなければそういう人達は現実にいるのだろうなあ。が、許せないような気持ちでいっぱいである。
納得がいかない。
不幸な本だ。暗い本だ。
ドラマではこれからどんなメッセージを送るつもりなのだ?
……なぞのおおい東野圭吾。別に直木賞受賞オメデトウというつもりもないが、とりあえずしばらく読んでみようかと思う・・・・ほかのも。
2006/01/05 東野圭吾
  『変身』

妹に借りた本です。
せつないというか、痛いというか。
リアルな刻一刻とした変化は、そして自分探求の姿……何を思い出すのかと振り返ったら、『アルジャーノンに花束を』だ!
……悲しい――なんとなく悲しい。
そして重かった。。。。はぁ。
でも、読ませる筆致だねえ。



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