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はじめは、みーちゃんが遅れてくるというので――とりあえず、お食事。
微妙な時間ではあるが、まあ、文字通り「中食」って感じ。
缶ギネス(店主どのが用意してくださったもの)を、そう、まさに「開会宣言」よろしくプシュッ!と開けて、スタート♪
ごはんはどれもこれもうまくてねえ。。。。もぉ。実はあまり胃具合がよくなかったのだけど、忘れて食べていた。じみじみと。。。うれしさのあまり喉を通らない――なんてことはなく。
でも、みんなあんまし食べないのね。いや、食べたか。
ひとしきりしゃべりつつ食べつつ。おなかもくちくなったら、お酒タイムに――。
* * *
みーちゃんの到着間近、とわかって、そろりそろりとお酒タイム♪
テイスティングした酒は、先に挙げたようにすばらしくコユイものばかり。おおはしゃぎで並べて喜ぶ。しかも、飲まなくてもまじめに楽しめる人たちである。ナチュラルにクセモノ、いや、ツワモノ。
どういうことかって?
それぞれのボトルの記念撮影や、テイスティング グラスに注いでの記念撮影、香り比べなどをだらだらやって楽しむ。 みーちゃんが遅れて到着するまでの間、連絡のTELがあってから
1時間くらいあったのだが、結局飲み始められたのはみーちゃんが到着してから!!
みーちゃん、間に合ったわけ。
「まだ飲んでいない」
これはなかなかにすごいことだ!!!
持ってきた酒、飲むまでに木箱を囲むだけでも じゅうぶんに楽しんでしまえる人々よ。
ちなみにどう楽しんだかというと……
木箱とボトル、2ショット、とか、ボトルを囲んでみんなで記念撮影、とか、もちろんテイスティンググラスで色合い香りなど遊びつつ飽きもせず、またたく間に1時間は経つわけだよ。
テイスティング用のグラスを3つ用意しまして、
ボウストリート、ブッカーズ、ブッシュミルズミレニアムを注ぐ。
ボウストリートを開け、グラスにそそいでみると…………「おや?」
これって、アイリッシュウイスキー、だったよね?
ラベルを思わずたしかめたくなる色。こりゃどういうことじゃ?
次にブッカーズ。
「うむ」
バーボンならではの濃い色合い。みんななるほろ、とうなずき、ミレニアムを待つ。
「ほほう」
明るい輝く金色。うつくしい。
「うわーーー、ここまで違うってのもすごいねー。一目瞭然!」
香りもね。
しかしながら、 ボウストリートに一抹の不安がよぎる。
あらためて、 これって、アイリッシュウイスキー、のはずだよね????ってね。
もちろん記念撮影。
そしてみんなでおのおのショットグラスをお借りし、好きなものからトライ。
★ボウストリート★
これは………………奇跡的な味、と売り文句になっていたが。
ある意味正しいが、しかし。 だいぶ変わってしまったのだろうと思われる。
そうね。Nardyさんが評したように樹液のようだから。
いわゆるアイリッシュウイスキーのイメージで飲むと、飲めないもの。
単に、こういうアルコールと受け入れて飲めば、結構イケるもの。
★ブッカーズ★
ボウストリートのあと、これまた違った手ごたえのある味たっぷり。
香りのまるさと一口目の刺激がいい感じであった。
バーボンはほんとに飲みなれないけれども、結構厚みもあるのね。
ストレートかロックかな?かるごには。
★ブッシュミルズミレニアム★
かがやく味。ラウンドストーンで飲むものとはまた少し違う味わい。
なめらか。けれども、これもまたブッシュミルズものならではの、
ちょいと違うスタンスの「アイリッシュ」なんだよね。
ボウストリートがアイデンティティーを失ったアイリッシュなら、ミレニアムは
胸を張って主張するアイリッシュだと思う。
そんなわけで一通り味見が終わると、あとはお好きにどうぞの世界。
もちろん、みーちゃんが到着し、彼女の持参した「ジェムソンゴールド」も振舞われる。
きらびやかな金箱からどっしりと現れる。
★ジェムソンゴールド★
ジェムソンの兄貴分、とでもいえばいいのだろうか。ジェムソンだよなー、ほんと。
DNA(!?)を感じる。開けたてゆえか、ジェムソンの若く強い香りをたっぷり味わう。
口に含むと、やはりアルコール度数の問題ではないのだ。
一番スタンダードな度数だったとはいえ、なめらかに、しかし、きちんとジェムソン
らしいスパイスをいただける。
それにしても、あれだね。やっぱり、開けたてはいいね!!!!
芳香のうつろいも楽しめる。
Nardyさんの常設展示スコッチも出てきたりして、ショットグラスの並ぶテーブル。
一番人気はや・は・り、ブッシュミルズミレニアム。
そう――Takashiさん、かなりかかえこんで飲んでいたような???
これはきれいになくなりました。
空瓶一本、気持ちがよい。まささんも惜しみなく喜んでいた。すばらしいことだ。
おしゃべりしながら、聞きながら、音楽聴いたりビデオを見たり……あてどなくとめどなく、
時間が流れていった。まささんの「アイルランド3月旅行」の写真なども見せてもらいながら、
いろんな「アイリッシュネス」があふれていたような気がする。
いい人たちとのいい酒は、ふかぶかと体をめぐり、侵すことなく心地よく残る…………。
そう、やっぱり――「旅と酒は相手を選ぶ」、なんだ。
* * *
月並みだけれども、楽しい時間はすぐに過ぎてしまう。
ウイスキー瓶林立するテーブルのまわりで、遠くで、おしゃべりの輪。
夜は更けていき、終電で帰るつもりだった人たちも、はなから帰る気があったかどうか
あやしいかるごのような人たちも、居座る。
としあきさんだけは、残念ながら翌日実家の御用で帰られたけど(弟君が迎えにきて、いろんな意味で驚いていたように記憶する)。
明け方近く、うとうとして床にそのままごろり。まぐろのように寝かせてもらった。
遠く、まだ音楽に盛り上がっておしゃべりしている人たちの声を聞きながら――。
妙にリラックスしてしまった。
実は――かるごは大人数というのは苦手なのだ。
自分がしゃべらなくてもいい心地よさを味わえる集団仲間は、かるごにはそうそういないのだ。
友達と会うときも、そんなに大人数ではない。気楽な人数はせいぜい3人くらいまで、
なので――だから、この集まりは結構特別である。 大人数でも心地よいので。
7人くらいで何を言う?って思われるだろうが。
ここがアイルランドだったら、少なくとも帰国するまでは 一緒に楽しめるのに、と
わけのわからないことを思うほど、みんな あたりまえのように、自然体で共有していたみたい。
朝帰るとき、まるで旅行帰りのようだという実感もあったし、実際、そのような時差ぼけ状態
だった。ほんとに、まるでB&B帰り。
うれしいのは、そう思っていたのはかるごだけじゃなかった ということ。
お礼めーるをお互い送りまくったんだけど、 中でもよく言い表しているな、というのは
kyokoさんのこれかな。
「凄く凄く不思議で楽しい時間で、何故不思議だったかというと、合宿のような、みんなはじめからそこにいて、いつも一緒にいたような
そんな感覚に襲われたりしたからでしょうか。
初めて出会う人、まだ2度目に会う人たちだったのに。 あまりにもみんなでいることが自然に感じてしまいました。 」
いちいち、そうだわ〜♪
それから、みーちゃんが、「さっそく家族に自慢しました」って 書いていた。
かるごもまさしく、同じことをした。
こういうこと――みんな、それぞれに経験していることでもあるんだろうね。
人間ってあてにならない生き物だけれども、それでもそれでも、 そう思っていてもなお、
相手を信頼したがり、心を寄せ合ったりしてしまう。 (ちょっと思索的かるご)
ウイスキーそのものより、それを通してこんな仲間との出会いがあった、ということを
単に自慢――になって しまったな。あはは。
でも、ほんとすごくうれしいから。
せめてかるごが、しみじみ喜んでいるってこと くらいは伝わるといいのだけど!
朝、それぞれの時間によって、ひとり、ふたりと帰るときの、夢から覚めきらない気分。
ほんとうにいい時間を過ごさせてもらったと思う。
すてきなパブだった。
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